今回は久しぶりにマーシャル1987をスタジオで存分に鳴らしてきました
先ず、ELECTRO HARMONIXエレハモのアンプキャリー
コロコロスーツケースのような収納式のハンドルとタイヤもついたキャリーですが、ここのスタジオは階段しかないので結局、○○重たいアンプを持ち上げないとイケません
スタジオを1960Aのスピーカーキャビネットの上に載せます
いつもお世話になっているスタジオ常設のアンプ、JCM2000はこれまたスタジオ定番のジャズコ(JAZZ CHORUS)の上に避けておきます
今回、騒音対策として、絶版アッテネーター!POWER BRAKE PB100も持ってきています
他にTHDのHot Plateホットプレートという選択肢もありますが、出かける前にどこにあるか見つからなかったので、今回はMarshall純正品ということでパワーブレーキを持ち込みました
若干、音痩せが予想されます
ちなみにここのスタジオは13畳の広さがあり、ギターアンプはジャズコの他にも、MESAブギーのDUAL Rectifierも置いてあるロック、メタル部屋です(なぜかギターはES-335!)
1987の音がデカいだろうということで、この部屋を選んでますが、このメサブギーも音がデカくて普段から持て余し気味です(ESの友人が使用)
自分は76エクスプローラーです、97年製白の
コレ↑(前回試奏時の写真)
そしてエフェクターボード↓
パワーブレーキ(アッテネーター)は数値的なスペックは分かりませんが、MAXとMINの中間から始めて、演奏しながら隣のメサの音量に負けないように(ご存じかと思いますが、レクチファイヤーも大概音がデカいですよ)、ダイヤルを右回り(時計回り)に上げて、結局MAXから2段絞ったところに落ち着きました
IのローインプットとIIのハイインプットを短いパッチケーブルでリンクしています
そしてヴォリュームIが7 〜8、ヴォリュームIIが3くらいでしょうか
トーンはミドルを若干上げ気味にして、他はだいたい6
日本国内仕様なのでPOLARITYスイッチは無効です
真ん中のON-OFFレバーが所謂、電源スイッチなので、まずこちらをオンにしてから真空管を温めておいて
演奏時には、右端のピンスイッチをSTANDBY→ON!にします
76年製当時にはアンプの外装(Tolexトーレックス)がエレファントレバント(像皮模様)に変更になっています
それ以前は、スムースレバントといって、もう少し目の細かいトーレックスが使用されていました
この辺も、過渡期仕様と言えると思います
注)
レバント?トーレックス?
レバントは革、トーレックスは外装と解釈しています
なので、REVANT TOLEXとは、人工皮革による外装、でしょうか
そのバリエーションとして、シボ押しの模様が細かいのが、スムースレバント、粗いのがエレファントレバント
しかし、現行のマーシャルのHPでは、トーレックスのことをカバリング(COVERING)と呼んでいて、主にレギュラーラインに使用されている粗め模様がエレファント、復刻版のVINTAGEシリーズなどに使用される細か目の生地をレバントと呼称しているようです
なので、いうなれば、エレファントカバリング、レバントカバリング?
FulltponeフルトーンのPlimSoulプリムソウルはプレキシ系ドライブという扱いで、実際、JCM2000のクラシックチャンネルのクリーンモードで使用してプレシキっぽいサウンドメイクに使用していますが、今回、コレは全く不要!
そして、こういうアンプにはコレ!MXR distortion+です
(昔話)昔、始めて買った歪みペダルがBOSS DS-1、次に大学生時代にアルバイトをして頂いたその日の日当をバイト帰りの楽器屋さんで使い果たして購入したのがMXR distortion+でした(ギターを弾かなくなった時に、オークションで売ってしまったので、この個体ではない)
SD-1にしても当時は持っていなくて、兄の友人からGrecoのレスポール(EG-700、25000円)を中古で譲り受けた時にOD-1もおまけで頂きました
とにかく、昔はマーシャルなんてなくて、OD-1は歪まないし(TS-10も従兄弟から譲り受けて持っていましたがぜんぜん歪まないので売ったね〜,
OD-1は奇跡的に昔のまま持っている)、トランジスタアンプだとDS-1もジージーいうだけやし、いったいマーシャルってどんなすばらしいアンプなんかな〜って想像するしかなかったですよね
昔、ノートに大きくなったらマーシャルを買う!(多分、JTM 1962ブルースブレーカーだったと思う、ゲイリームーアがStill Got the Bluesをリリースしたので)とか、書いてましたよ、大谷くんみたいに
で、実際に買ったのは、この1987と、コンボアンプのJCM800 4210です(マイケルシェンカーが愛用している、リバーブ付きスプリットチャンネルの2205のコンボバージョン、またいつか、ご紹介します)
ディストーション+はイマイチ人気のないペダルですが、真空管アンプとの相性抜群で、ある年代以上の方には非常に馴染み深いサウンドが得られるハズです
現在のレパートリーで言えば、ランディーローズをするにはコレしかないです
1987で弾くときは、コレ1台でOK
普段(JCM2000を使用している時、クリーンで)ならプッシュ用(ブースター)にもう1台、ドライブペダルが欲しいところ(写真ではSD-1)ですが、アンプがアンプだとドライブペダルは1台でOK
distortion+はトーン回路もなく音痩せ気味、ローエンドがタイト!とも言えますが、アンプ本体のイコライザーを使用してミドルを上げるとか、アンプ側でコントロールします
また、曲調によっては、BOSS SD-1に踏み換えるとか、1987だと、そういう使い方になってます
今回、PlimSoulは出番なしでした(JCM2000をプレキシ化するには必須、あるいは他のプレキシ系ドライブでも可)
