喧嘩の声が、きっと隣の部屋まで聞こえていただろうとなり、早めのバイキングに
行くことになる、おばちゃん。
昨夜は誰もいなかったのに…バイキングにいくと、大入り満員!!!!
座るところを探さないといけないぐらいではないか!?
そして、きれいなCAさん、どこの国だかわからないけど、サンバ踊りそうな男女
いろんな国の方々
ご飯に交じって、あまい香水のにおいや、化粧のにおいがプンプンしている。
昨夜あんなに静かだったのは、誰も口を開かなかったの!!!と思うぐらい
今は、みな、談笑をしながら、楽しそうに朝ごはんを食べている
私とAさんは、その光景にしばし面食らって、茫然と立ち尽くしていると
後ろから
「なんとかかんとか!」
と英語ではなしかけられた。
私達が、邪魔だったらしい(笑)
「そーりー、そーりー」と言いながら、バイキングへ向かう二人だった。
席に着き、落ち着くと、昨夜の事が バカバカしくなってきた二人。
またまた、二人で照れ笑いをする。
Aさん
「なんだか、自分たちが小さいこと言っていた感じですね。」
私
「ほんとにです。何にカリカリしていたのか忘れてしまいますね。」
「ここに居合わせた、方々はこれからそれぞれ、いろんな国に旅だったり、日本を観光したりするのでしょうね。そしてこの中に、昨夜の喧嘩の事を知っている方もおられて、何語かわからないけど、話のタネになってるかもですね。
なんだか面白いですね」
Aさん
「本当にですね。」
今まで以上に二人に絆と言うか団結力みたいなのが生まれるのであった。
(Bさんはどうなった?)