aplipgmselfapliのブログ -34ページ目

aplipgmselfapliのブログ

気になる記事をエントリーする
ayuaikarina@gmail.com

 

 

 

[3] 東北大、イオン伝導性と強誘電性が共存した分子集合体構造の開発に成功東北大学は10月7日、イオンチャネル構造を有する「液晶性クラウンエーテル誘導体」と「液晶性強誘電体」からなる混晶を作製し、本来は相反する関係のイオン伝導性と強誘電性が共存した新規な有機分子集合体構造の開発に成功したと発表した。リンクnews.mynavi.jp
【引用】
”なお、研究チームでは、現在実用化されているPZTなどの多くの無機強誘電体材料が、鉛などの毒性の高い重金属を含むのに対して、有機強誘電体は環境に対する負荷の少ない軽元素から構成されるため、環境負荷が低い新メモリ材料の創製につながることが期待されるとコメントしている。”

 

 

 

 

 

[8] 島津製作所、分析速度が従来機比3倍のエネルギー分散型蛍光X線分析装置を発売島津製作所は10月7日、同社のエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)シリーズとして、従来機「EDX-7000」と比べ、分析速度を最大3倍、分析感度を最大1.7倍に向上させた最新モデル「EDX-7200」を発表した。リンクnews.mynavi.jp
【引用】
”EDX-7200は、近年の環境規制物質の広がりを受けて、電子機器や自動車、部品供給メーカーなどから、対象となるClやBr、Sb、Sn、Pなどを分析したいというニーズが高まっており、従来以上の高感度での分析を実現することを目的に開発されたモデルという位置づけで、高速計数回路や新搭載の1次フィルタを搭載した新開発基板を用いることで、高速化と高感度化の両立を実現したという。”
【コメント】
Cl:塩素、Br:臭素、Sb:アンチモン、Sn:錫、P:リン

 

[9] 「こんにちは、またね!」 日欧探査機、4年後到着に向け水星に初接近日欧共同の水星探査計画「ベピコロンボ」の探査機が水星への初接近に成功したことを、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)が明らかにした。航行中に天体の引力と公転を利用して軌道と速度を変える「スイングバイ」を実施し、観測も行った。2025年12月に水星の周回軌道に投入するまで、さらに5回のスイングバイを計画している。リンクnews.mynavi.jp
【引用】
”今回のスイングバイにあたり、みおはほぼ全機器を使い、水星の磁気圏や周辺環境の観測を試みた。計画のプロジェクトサイエンティストを務めるJAXA宇宙科学研究所の村上豪助教(惑星超高層物理学)は「ついにゴールである水星に一瞬でも接近でき、これまでとは別格の感動がこみ上げた。しかも過去の探査機が未踏の、南半球の高度200キロまで接近した。観測による科学成果を強く期待している。到着後の観測にも直結する作業なので、データの処理や解析をしっかり進めたい」と述べている。”

 

 

[11] パーキンソン病やがんの一因とされる不良ミトコンドリアを見つける技術を千葉大が開発千葉大学は10月6日、パーキンソン病やがんの一因とされている不良ミトコンドリアを蛍光タンパク質によって可視化する、DNAベクターを用いた不良ミトコンドリアセンサー「Mito-Pain」を開発したと発表した。リンクnews.mynavi.jp
【引用】
”ミトコンドリアは、細胞内において糖分や脂質からエネルギーを産生する重要な役割を担う細胞小器官の1つだが、活性酸素などのストレスによりダメージを受けやすく、不良ミトコンドリアが蓄積すると、その細胞に悪影響を与えてしまい、その結果、パーキンソン病だけでなく、がんの発生など、多くの疾患の原因となってしまうと考えられている。…なお、これらの成果について板倉准教授は、「…Mito-Painを利用してミトコンドリアストレスの詳細を解析することで、さまざまな疾患の発症要因の解明が進むと期待しています」とコメントしている。”

 

 

 

 

[15] ロボットの関節部ケーブルを省略できる無線電力伝送技術を千葉大などが開発千葉大学、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、埼玉大学の3者は10月5日、ロボットアーム向け「2ホップ2出力無線電力伝送システム」の開発に成功したと発表した。リンクnews.mynavi.jp
【引用】
”なお、研究チームでは今回の研究成果に対し、無線電力伝送システムにおいて、あらゆる制御を不要とする「制御レス無線電力伝送システム」の実現に向けた第一歩であると考えているとしており、今後は、ほかのアプリケーションに対してもシステムの適用を目指していくとしている。”

 

[16] 重炭酸カルシウムベースの消毒剤に新型コロナの不活化作用、東大が確認東京大学(東大)は10月5日、メゾスコピック構造を持つ重炭酸カルシウム結晶ベースの消毒剤「CAC-717」の新型コロナウイルスに対する抗ウイルス効果を確認したと発表した。リンクnews.mynavi.jp
【引用】
”CAC-717は、重炭酸カルシウムのメゾスコピック構造体を主成分とし、ノロウイルス、インフルエンザウイルス、プリオンなどを不活化することが知られていたことから、研究チームは今回、同構造体の新型コロナに対する効果についての検証を行うことにしたという。
CAC-717の構造体は、周囲の水を電気分解し、産生した水素イオンを構造体内部に吸蔵するため、見かけ上の水酸化イオンの上昇を生じ、水溶液をアルカリ性(pH12.6)にするという特徴がある。しかしほかのイオンを含まないため、強アルカリ性にも関わらず、毒性や刺激性は認められない点が特徴となっているほか、動物やヒトの皮膚の上では急速に放電が起こり中性となることから、エタノールや次亜塩素酸ナトリウムほど扱い方に気を配る必要も少ないという特徴もある。”