ニトログリセリンが狭心症に効く、という発見は、偶然がきっかけだった……という話です。
20世紀初頭のイギリス、火薬工場の労働者たちのうち数人が休日に胸痛を訴えていました。それで調べると、働く日は火薬工場のニトログリセリンの粉塵によってたまたま狭心症が抑えられていたからだった、と。
そこから薬として開発されるにはまた長い道のりがあったと思いますが、こうしたセレンディピティ(思いがけない、嬉しい発見)がきっかけとなって、多くの人に恩恵を与えることがあるのですね。
感銘を受けたので、思わずシェアしてしまいました。
ちなみに、一錠の中に含まれるニトログリセリンはごく少量であり、噛み砕いたり衝撃を与えることによって爆発する心配は無いそうです。当たり前ですね……(^_^;)