いつも以上に面白くない話です。
今日、スケーリング(歯石の除去)をしてもらいました。
抗生剤の予防投与について話したところ、「抜歯などでなければ、大丈夫」とのこと。
う~ん。ガイドラインとは違う
と、思いつつも黙っていました。
感染性心内膜炎(IE)のガイドラインでは、IE高リスク患者(私のこと!)に対する歯科・口腔外科での治療について、あらゆる侵襲的治療、出血を伴う処置(もちろん歯石の除去も含む)を行なう場合には、予防投与をすることが強く推奨されています(一方で、非感染部位からの局所浸潤麻酔,歯科矯正処置,抜髄処置の場合には必要ないとされているらしい。呪文みたいで分からず)。
もちろん、”予防投与をすれば絶対安心”とは言えませんが、高リスク患者は再発しやすいし、再発したときがとても恐ろしいからです。
なんでもガイドラインガイドラインと言って、専門家に口だししたいわけではないです。
そもそも、予防投与なんて、歯科医には面倒だろうし、自分にとってもお金がかかるのでやりたくはない。
ですが私の場合、IE再発の最善の防止策は、日常的な歯のケア、皮膚などの衛生的なケア。そして身近だからこそ歯科が重要です。
歯科医が知らないとなると、主治医に手紙を書いてもらうか、別の歯科医を探すしかありません。
「非常によく磨けている」と褒めて頂きましたが、先のやりとりもあって、内心では「(そりゃ、もう感染性心内膜炎にはなりたくないですからねぇ!)」と、嫌味を言いたくなりました。この歯科での治療から感染性心内膜炎になった可能性が一番高いですしね。
その後、歯石を除去してもらい、血まみれ。
帰ってマウスウォッシュで口をすすぎました。
これはおまじない程度ですが、おまじないです(笑)
う~ん。歯医者変えようかなぁ。
やっぱり心臓病、菌血症の怖さを知ってくれている先生がいい。
循環器内科からの手紙(医療情報)を渡した先生なので出来れば今のままがいいけど……。
どこから予防投与が必要になるのか。
次回、循環器内科の先生にも相談して考えよう。