ヨーセフ・ビファー/リースリング・ハルブトロッケン(2014) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、日本人である徳岡史子さんが社長兼醸造家を務める1879年創業のドイツはファルツ地方のワイナリー、ヨーゼフ・ビファー醸造所のリースリングがメインのWeiß Weinをいただきました。

********
【ヨーゼフ・ビファー醸造所とは?/サイトより引用】
フランス・リヨン近郊出身のビファー家がドイツの銘醸地ダイデスハイムに移り住んだのは、1723年。現在ドイツ国内のさまざまな分野でビファー家は活躍しています。 ビファー家がダイデスハイムで醸造所を構えたのが1879年。以来、常に上質のワインを生産し続けてきました。 2013年、後継者を探していたヨーゼフ・ビファー醸造所が出会ったのは、徳岡史子。同じくダイデスハイムの地で、 伝統あるブール男爵家醸造所の再建を支えた日本人女性醸造家でした。 ブール男爵家醸造所で長年、醸造責任者を務めたミヒャエル・ライプレヒトと共に、ビファー家のワイン造りの伝統を受け継ぐ次世代として、 その熱意がビファー家に通じ、ヨーゼフ・ビファー醸造所に新たな歴史的転機が訪れました。 
********



■ヴィンテージ/2014年
■種類/白
■タイプ/ハルブトロッケン(中辛口)
■農法/
■生産国/ドイツ
■生産地/ファルツ地方、ダイデスハイム
■生産者/ヨーゼフ・ビファー醸造所
■格付/
■原産地名称/Q.b.A.
■セパージュ/リースリング(93%)、シュペート・ブルグンダー(7%)
■ALC/11%

色調は輝きのあるグリーンがかった淡いイエロー。粘性は弱め。
香りはリンゴ、グレープフルーツ、花梨、洋梨の果実香とアカシア、菩提樹、スイカズラ、ミントや蜂蜜、コリアンダー、火打石から、石灰のようなミネラル香やぺトロール香が感じられます。
味わいはアタックから果実を丸かじりしたようなフレッシュ感を伴った伸びやかで甘酸っぱいニュアンスが口中いっぱいに広がり、余韻に向けては心地良いビター感と瑞々しいミネラリーなテイストが長く持続。

今年のサクラ・アワード、最高賞であるダイヤモンド・トロフィーを受賞したそうですが、それも納得!のドイツのリースリングらしい清涼感と果実の旨味が一体となった、とてもクリーンな中に奥深いコクを感じさせてくれる良質な味わいの一本でした。

☆ 82 pt ☆

 

 


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ村