ずっと更新溜まってたのでしばらく去年の話からずらっと行きます。
コスモスの咲く季節。 日南は柑橘類の最盛期を迎えます。
柚子
まだ青いうちに収穫し自家製の柚子胡椒を作り塚田農場に送ります。
柚子はトゲが物凄く実が付いている根本も枝に直に成る為、収穫はひときわ苦労します。
軍手してても手が血だらけになりました。。
どうりで柚子農家さんは少ないわけだ。。やってみなければ分からない苦労がありますね。
こちらは広大な鈴木会長の鶏舎(当時まだ造成中)
の、敷地にレモン畑があります。いわゆる日南レモン(マイヤー種)ですね。
レモンにもトゲがありますが柚子ほど鋭くはないです。
実の付き方も枝先に成るのでハサミを入れやすいです。
とある日曜日、山の中で一人、朝からまるまる1日収穫しました。。
山の畑には軽トラが最高に似合いますね。っていうか実用力一番です。
レモン軽トラ満杯に積んでも丸1日かかります。
だけど単価はk200円程度。ちなみに地頭鶏は1羽捕まえれば2,000円
鶏は毎月出荷はありますが作物農家さんは年に1回しか収穫時期はありません。
毎年これやってるけどホントに作物農家さんは大変な仕事だと痛感します。
ちなみにコレは農薬を与えないと出る症状ですが中身の果実には何ら影響はありません。
無農薬の証ですが通常、農協など主たるところは見た目重視なので買い取られることはなく
廃棄されるものです。それらの背景にはスーパーなど流通業界が見た目に綺麗な品物を求めるから。
だから農家さんは仕方なく手間暇かけて本来健康を害する恐れのある農薬を使わざるを得ないのです。
ウチの処理センター近所のおばあちゃんが、やっぱりレモンを作っていて
これより綺麗なものなのに農協に出荷したら「捨てて下さい」と一蹴されたとのことで
職場の皆でわけてね!と50kgくらいくれました。。
そこでウチでは居酒屋のサワーなどに果汁だけを使うので買い取りますよと言って
おばあちゃんに大変喜ばれました。
食の本質や農業の活性化とは実はこういう部分にあるような気がするのです。
本来健康を害することのない作物。
だけど消費者は通常、スーパーで買い物するからスーパーの売り場にある状態が当たり前と思っている。
するとスーパーのバイヤーも消費者がそれを求めるから農家さんに条件をいろいろと突きつける。
そうなると農家さんは多くの制約を受けコストはかかるし捨てるものも多くなるし儲からなくなる。
農業の衰退の原因はそんな背景が原因の一つではないだろうか。。
ちょっと前までの時代では枝豆やトウモロコシは虫が入っていたりするのはごく当たり前だった。
それは決して気持ちのいいものではないが
今では虫が入っているとアウトになる時代。
農作物に虫もつかないのが果たして自然の摂理だろうか。。
安全で美味しくて安いものを求める消費者。
農業と食品業界は実は似て非なるもののような気がしてならない。
これらを変えていくのがミッション。








