所要時間 2〜3分

スーパー銭湯に行った人
スーパー銭湯に行った話を聞く人





「昨日、久々にスーパー銭湯に行ってきたんだ。」

「いいなぁ」

「そうでもないよ。人は多いし、熱いし、濡れるし。かえって疲れたよ」

「そんなやつがスーパー銭湯行くなよ!!」

「珍しい人間だって言われるね」

「だろうね」

「この世にほんの一握り。数パーセントさ」

「うるさいよ!!」

「数パーセントさ!!!!!!!!!」

「なんで音量をさらに上げるんだよ!!!うるさいって言ってるだろ!!せめてそこは小さい声で言うとかさ……」

「あ、ごめん。競馬聞いてた」

「どのタイミングで何聞いてんだよ!!」

「こいこい!!3-2-8!!3-2-8!!」

「聞くのやめろよ!!」

「あー!!6-1-7かぁ!!惜しい!!」

「1つもかすってないよ!!」

「6-1-7買ってれば当たってたのになぁ!!惜しいなぁ!!」

「その考えだと全員惜しいよ!!」

「さて、話を元に戻そう」

「うん」

「スーパー銭湯の後の一杯が美味しかったんだよ。なんって言ったっけなぁ。アレ」

「フルーツ牛乳?」

「えーとねー」

「コーヒー牛乳?」

「うーん」

「えー?なんだろう」

「あー!!思い出した!!プハァー、だ!!」

「はぁ?!」

「飲んだ後にプハァーって言った!!」

「それ思い出してどうするんだよ!!」

「イチゴミルクだぁー!!」

「え?!」

「プハァーって言いたいときにしかイチゴミルク飲まないんだよ!!だから飲んだのはイチゴミルクだ!!」

「思い出し方おかしいだろ!!!」

「珍しい人間だって言われるね」

「だろうね!!!」

「どのくらい珍しいと思う?」

「どうせ数パーセントって言うんだろ」

「2-5-4!!2-5-4!!!」

「競馬聞くなよ!!!」

「25.4%!!25.4%!!」

「答えてたのかよ!!!あとそんなにいないだろ!!」

「1着はスーパーセントー」

「いや競馬も聞いてる!!!」

「2着はイチゴミルク」

「やけにタイムリーだな!!」

「3着はカナラズユウショー」

「優勝しろよ!!」

「4着はイツモヨンチャク」

「今回も4着!!」

「5着はイソギンチャク」

「おい!!畳み掛けるなよ!!いい加減にしろ!!」

「なんだ!!やるのか!!」

「別にケンカしたいわけじゃないよ」

「やってやろうじゃねーか!!」

「落ち着けって!!なんでそんなに血気盛んなんだよ」

「超戦闘モードだ」

「あ、そう」