時は遡り、
アトランティスやムー大陸と言われる
古代文明の頃、
地球に転生してきた宇宙人の生まれ変わりの魂。
過去の記憶を持った人々は、
口を揃えていいます。
地球は自分の拘りを棄て、
他の魂の持つ良さを理解し吸収する場所だと。
宇宙空間においては、
それぞれの持つ振動数が明確で、
まったく違う振動を持つ存在同士は、
交わる事ができない。
そのような空間でした。
地球においては肉体という器の中に、
魂 ( 霊 ) が宿る事ができるので、
振動数を越えて様々な種族と交わる事ができる。
雄大な社交場でした。
表現を変えると、
器という肉体があるので、
「 自分を偽る事ができる。」
宇宙においては稀な空間として用意されました。
自分を偽る事ができる。という意味は、
他者を理解するうえでは重要な感覚です。
例えば、私は仏教の真言宗の門徒だ!という
自分を強く持ち続けて、
イスラム教を勉強し理解する事が出来るでしょうか?
宇宙空間においては、
プレアデス星人が調和を好む生き方をしますが、
プレアデス星人のまま
闘いを好むオリオン星人を理解できるでしょうか?
本来の地球は監獄の意味ではなく、
人間という肉体に宿り、
本来の自分である本我とは違う、
肉体人格である自我を持つことにより!
出身の星とは違う「 地球人 」となる事で、
お互いを尊重しあう対等な存在となる
新しい試みの場所でもありました。
同時に地球には宇宙には存在しない
地球の法則というものが作られました。
自分の生命を維持する為に、
地球から食物を奪い取る必要がある
産まれながらに罪を作らなければ、
生きていけない存在となりました。
私達は創造主のルールに従う存在です。
宇宙に存在していた時のルールは、
「 与えること 」を学びました。
人を愛すること。
人を大事にすること。
人に刺激を与えること。
人を応援すること。
たくさんの種類の与えることを経験しました。
地球においては、
「 与えること 」をマスターした存在達が、
さらにその体験を深めるべく、
創造主の作ったルールにより、
「 与える側 」と 「 受けとる側 」を楽しみました。
今の地球においては、
体験がとても複雑化しております。
愛情を深く体験したい
愛されたい存在は、
1度絶望を体験するようにプログラムされ、
信頼関係を築くという体験をする存在は、
何度も、不信・裏切りを体験するように
プログラムされています。
地球のシステムにおいて、
現在、いちばん困難で体験をクリアする事が
難しい課題があります。
それは自分を信頼するという体験プログラムです。
長い期間に渡って、
愛する側、愛される側など配役を楽しんで来ました。
この「愛」という体験プログラムが、
依存性を持っていました。
人に優しくしてもらいたい! という
自己認識が、
自分ひとりでは生きられない。という
次の体験プログラムを宇宙にオーダーします。
これは「受けとる側の体験者」に限った事ではなく、
「与える側の体験者」にも、
同様な依存症状を引き起こします。
「 与える体験 」が終わったプログラム卒業生も、
この依存性により、
「 もっと与える体験をしたい。」と望み、
自分よりも不器用で未熟な存在を宇宙にオーダーし、
新たな体験者を引き寄せます。
与える側の問題は、
過干渉・過保護になる事で、
いつまでも「 甘えてきなさい 」と与え続け、
受けとる側の問題は、
いつまでも「 ここにいていいんだ 」という
安心感にも似た充足感・幸福感を感じます。
相互依存のはじまりです。
相互依存は、
「 愛の与えあい 」ではなく、
「 愛の奪いあい 」という体験プログラムを、
宇宙にオーダーする事となります。
愛の奪いあいは、愛されたいという依存性。
依存性は、「 喪失感 」を意味します。
喪失感とは、
「 自分が不完全な存在だ 」と、
創造主にオーダーする事と同じ意味となります。
自分が不完全な存在だ。
自分は弱い存在だ。
甘えさせて欲しい。
助けて欲しい。
と、望んでいる間は…
地球という体験プログラムの星、以外の星へ、
生まれ変わる事ができません。
私達が依存というプログラムに苦しんでいる
地球人に言える事は、
「 私達は傷ついていない 」
「 私達は癒やされる必要はない 」
という私達の心を本当の意味で満たしてあげる事です。
他の魂(霊)のプレイヤーから、
愛の横取りをしている間は、
この幻想から逃れる事ができません。
すべて体験というプログラムであったと気付き、
私達は完全無欠の存在で、
相互に影響しあっているシステムの中にいて、
創造主の定めたルールに基づき、
システムの運営を担っているだけの存在だと
皆様が思いだす日が来る事を、心待ちにしています。