このブログは私の夫、つれあいが精巣腫瘍になり明日手術という前日に書き始めます。


夫は強い人なので私も悲観せず、キチンと記録として残しておきたいなぁと思ったのと、

同じ病気の人、もしや?と思っている人がこの日記を読んでくれたらよいなぁと思ったのと

すぐにこの日記を閉じることができるように。。。。と、願いを込めて書きます。



*日記は少しさかのぼった日付から書いていきます。

二日間で夫は仕事の段取りを。


わたしも仕事の調整と入院準備。


あ、息子たちには話しておかないと。



他には誰にも言わない予定だったけど入院の保証人にどうしても私の父の署名が必要になり

しょうがなく話す。



それと相談していた私の親友と保険会社にも一報を入れておく。




息子たちは帰ろうか?といってくれたけど

ふたりは日本でも遠いところ。

ひとりは海外。



大丈夫だよ!と家族LINEで報告。



わたしの二日間は超忙しい。


仕事が終わって下着やパジャマ、寝間着という前開きのものを買いにいく。


わたしは手術経験者で入院も長くしたのでだいたい検討はつく。


必要なものをそろえていると親友が心配して家に来てくれていたらしく

電話が入る。


買い物先にきてくれていつでもなんかあったら言ってよ、といってくれる。

ありがたい。



明日も朝早くから1日仕事なので23時前には夫もわたしも就寝。



血液検査や肺の検査?

造影剤を入れてのCT検査などを受ける。



検査の移動中にとりあえず早く手術してもらおうと話を決める。




もう一度先生の話を聞きに診察室へ。



検査の間に先生が近くの病院にも問合せをしてくれていたらしい。

今日、手術できるところがないか?と。



それを聞いてほんとに早くしないといけないものなんだと改めて実感する。



そうはいっても1年もほっておいたのだからここであせってもなんですし

どこも今日はだめだったので月曜入院火曜手術にしましょうか?と。



入院10月26日

手術10月27日に決定。

R病院が紹介状だけではなく市立病院に連絡入れてくれ

予約優先なので診察が遅くなるかもしれないが必ず今日受診するように言われる。



泌尿器科の待合はいっぱいだったけど

連絡がいっていたからかわりと早く見てもらえた。


最初からわたしも呼ばれ、一緒に話を聞く。



午後からでも手術をしたいが今日は麻酔医が空いていない。

それぐらい緊急性のあるもの。

仕事がきになるだろうがそんなことはいってられない。

これから検査をいろいろするのでその時間にでもご夫婦で話あって入院を決めてください。




「命にかかわることです。」

「癌ですから。」



「はい。」

「え????????」


えーーーーーーーーーーーーー



こんなあっさりした告知でした。



闘病されたかたのブログを読んでいたのですが

確かにみなさんそんな感じでした。

でも自分たちのこととなるとやっぱり驚きでした。



とりあえず検査を済ましたらもういちど話をしますと。

次の金曜日、泌尿器科受診。

いいといわれたけどついていく。



夫だけ先に入ってしばらくしたらすぐ出てきた。

レントゲン?

よくわからないけど写真を撮りにいったようだ。


そのあとわたしも呼ばれて先生から話を聞く。



とりあえず早く睾丸を取らないといけない。

ドクターは非常勤なのでここでは手術できない。

すぐに近くの病院を紹介するのでこれからすぐ行くこと。



病名は取ってからでないとなんともいえないが悪性の場合がある。



紹介状をいただいて近くの市立病院へ。