7月,パシフィコ横浜で行われた日本看護小児学会にお呼ばれ
なんと,看護師さんだらけの学会のシンポジウムで
息子の闘病・闘病後についてお話ししてきました。
私だけ,肩書きがない
誰か私に立派な肩書きプリーズ
っていうのも,自分が書かずに提出したからなのですが。
だって,本当にないっス。
こんなNO肩書きの私がバリバリ働く看護師さんたちの前で
話していいものなのか・・・なんて,思いも有りましたが
言われるがままに抄録を書き,パワーポイントを用意して挑みました。
主婦にいきなりパワポ??なんて言われても戸惑うばかりですが
何を隠そう私は只今,大学院生2年生。
去年,授業で知識ゼロから始まったパワポを作って,発表しただけあって(しかもすごい量)
その辺,鍛えられています。
小児がんというネガティブな要素をPOPに伝えるのが
私の得意とするところです。
シンポジウムが終わってから,座長の方に
「塩川さんにトップバッターを頼み,本当によかった。
お昼後の眠たい時間に
目が覚めるお話しだった」と
言ってもらえました。
看護師を目指している娘も同席していたのですが
「さすが看護師!!周りの座っている方の傾聴の姿勢が素晴らしかった。」と
私ではなく,周りの方たちの様子を語っていました
今回,個人の経験から
小児がんの理解をどう社会に繋げていったのかという体験談の話をしました。
小児がんサバイバーは,治療が終われば
はい。めでたし,めでたし。ではありません。
小児がん経験のその後も
試行錯誤しました。特に我が家は手術により,外見が大きく変わりました。
身体が病気になっても
ココロまで病気にならないように。
私が現在,心理学を勉強している理由でもあります。