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突然ですが、自分が歩く姿を人に見てもらう経験はどれくらいありますか?

日曜は、私が毎月ウォーキングのレッスンに通っている
アトリエシュシュのメンバーによる
「ウォーキングショー」があり、
唯一の男性として出演しました。

 

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会場は、水戸プラザホテル。
伝統と格式のある殿堂にあるチャペル「ラピュタ」を
特別に貸し切りで使わせてもらうラッキーに恵まれたうえ、
朝からきれいに晴れ上がり、
最高のロケーションです。

私の出番は、四つありました。

 

第一部では、出場21人全員がソロで、
ランウェイウォークを展開します。

第二部では、7か所の教室ごとに
グループでフォーメーションを組んで歩きます。

第三部は、プチ・コンサート。

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私がクロマティックハーモニカを、
水戸在住の渡邊美香さんがクリスタルボウルとオカリナを演奏、
ハーモニカとオカリナによるデュオの音楽ユニット「おのみかん」として
皆さんに音楽をお届けするのです。

 

さらに、ショーの終了後、出演者と関係者、観覧のお客様も参加の懇親会で、
私は進行役を仰せつかりました。

それにしても、ご縁とは不思議ですよね。4年近く前、ある講演会付きの交流会で、アトリエシュシュの主宰者である牧野修代(しゅうよ)センセイと出会ったのが、そもそものきっかけでした。

その数日後、軽い気持ちで参加したウォーキングのレッスン。

ただ歩くだけでなく、
健康科学に裏打ちされた姿勢、呼吸、表情などなど、
奥の深い世界に触れ、
何より、修代センセイの
太陽のように明るさのあふれる笑顔が拝めるのが魅力で、
受講を続けてきたのです。

 

私の独自に開発・実践する健康体操もレッスンに取り入れ、
インストラクターとしての自信を付けてくださるなど、
私の中に眠っていた要素がどんどん引き出されてくるのは
うれしいものですよね。

 

そして去年、第一回のウォーキングショーを
南青山のスタジオで開催。
ほぼ全員が初体験のランウェイウォークを成し遂げ、
私も出ました。

 

唯一の男性でしたが、
恥ずかしさが顔を出す余地がないよう、
その気にさせる「修代マジック」に乗っかることで、
何とかサマになるパフォーマンスができたのは、
有形無形の自信につながりました。

 

「おのみかん」結成も、
修代センセイの一声に後押しされたものです。

今年のソロパフォーマンスでは、
オリジナルの健康体操「できる!やる気で」を
途中に展開。


「ご一緒に!」と声をかけると、
観覧席の多くの人たちがやってくださり、
皆さんに笑顔が広がったのはありがたかったです。

袋野光子さんと組んだチームウォークでは、
接点のなかった男女がラブラブになっていくプロセスを
コミカルに表現しました。


彼女がばらまいてしまった果物を拾ってあげたり、
花束をプレゼントしたりして、距離を縮め、
最後は腕を組んでスキップ♪
これには、どっと笑いが起き、
してやったりです。

 

こういうとき、照れるのはシラケのもとなんですね。
照れを完全に手離して成り切る。

これがうまく行くコツだと改めて確認できました。

 

「おのみかん」プチ・コンサートでは、
シューベルトの「アベ・マリア」で入場。
バッハの「G線上のアリア」、
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」より「ハトと少年」「君をのせて」、
「千と千尋の神隠し」より「いつも何度でも」、
イギリス民謡「アメージング・グレイス」、
アンコールに「星に願いを」。
ガラス張りの天井が高く、
素晴らしくよく音が響くチャペルに、
美香さんと必死で心を通い合わせ、
何とか最後まで、
溶け合うハーモニーを届けることができました。


私の技量はまだまだですが、
こういう信頼関係があると、
何倍も力が引き出されるものですね。

 

ここに集ったすべての人が
「ああ、よかった」と感じられる、
百花咲き誇る空間。
ここに身を置けるのは何と幸運でしょうか。

 

さめやらぬ余韻の中、
ホテル内のレストラン「ローズ」へ移動し、
懇親会がスタート。

お客さまや御家族(磯崎さんの9歳の息子さんも)を含め30人を超す全員に、全員に対して一言ずつ語っていただくのが、
私の進行手法です。

こうすると、みんなで全員分の感動を共有できるのです。

やると決め、リアルにイメージを抱くと、
必ず実現するもの。

さらに大きな可能性が開け、今後がますます楽しみです。

 

今日の回文は、これです。

「酔いし音、活きる歩き、愛おしいよ(よいしおといきるあるきいとおしいよ)」

 

 

 

*小野秀夫さんのフェイスブック投稿よりシェアさせて頂きました。