両替屋にだまされた

ニカラグアから、

ホンジュラスへの国境移動。

この橋の向こう側がホンジュラス。

そして、この橋は、

日本が建てたようです。

ホンジュラスマネーが無いため、

ニカラグアの国境で両替をするか、

ホンジュラスの国境で両替をするか悩んでいた。

ニカラグア側で両替商にレートを確認すると、

ホンジュラスマネーのレートがかなり低い。

そんな、レートの低い両替商とは取引をしないと、

突っぱねて、ホンジュラスに入国。

入国スタンプをＧＥＴしてから、

辺りを見渡すと、

いるわ、いるわ、両替のおじさん。

両替屋から、声をかけてきた。

１ドルいくらの取引になるのか確認をする。

そして、２０ＵＳＤ両替すると、

３５０レンピラ（ホンジュラスマネー）になると言われる。

ニカラグア側で両替をしなくて大正解。

もうすこし、景気をつけてもらおうと、

２０ＵＳＤで、

３６０レンピラにしてくれとお願いしてみる。

両替のおやじは、渋い顔をしながら、

３６０レンピラで了承してくれた。

きちんと、

３６０レンピラあるのかを確認した上で、

２０ＵＳＤを手渡した。

国境から程近いローカルバスに乗り込む。

料金を支払おうと、

先ほど両替したばかりのお金を取り出す。

隣の人のお札の色と、

自分が持っているお札の色が違うのが目に付いた。

なんだか、嫌な予感がして、

お札をじっくり見てみる。

・・・・・・・・・・・。

ニ・カ・ラ・グ・ア

と書いてある文字だけが目に止まる。

一瞬、自分が、

どこの国に入国したのかさえ見失ってしまった。

ここは、ホンジュラス。

ニカラグアから出てきたばかりなのに、

ニカラグアマネーに交換されたのだ。

しかも、レートを確認すると、

２０ＵＳＤで、４４６コルドバ（ニカラグアマネー）を

くれてないとおかしい。

それを、３６０コルドバにされたとなると、

８６コルドバ＝４ＵＳＤのマイナス。

そして、ニカラグアのお金を持っていても、

ちりかみにすらならないので、

さらに両替を重ねる。

２０ＵＳＤあったお金が、

あっという間に、１４ＵＳＤになっていた。

完全に、両替屋のおやじに

だまされた。

・・・ため息しか出ない。

ホンジュラス、出だしから、

うんざり。

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