死のデス・ロード | 今を生きる 地球de一人旅

死のデス・ロード

ラパスに着いて、タッキーに再会した。





おばちゃんプロレスが見れなかった代わりに、
デス・ロードツアーに参加する事にした。


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このツアーは、一度体験したタッキーのオススメで、
デス・ロードへ参加した誰もが
『マジで楽しい。』と言うほど。


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以前 、ルレナバケへ抜けたデス・ロード。


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あんな感じの、ガードレールが一切ない山道を、
マウンテンバイクで下っていく。


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下るだけなので、かなり楽チン。





後ろから、車で付いてきてくれて、


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怪我をした場合などに助けてくれるし、
ガイドが私達の写真を取ってくれる。






ただ、命の保障なんてどこにもないのが、
ボリビアなんです。






山の上は、凍える程寒い。
これをマウンテンバイクで下るので、
風を受けさらに寒くなる。


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アスファルトの道から、
砂利道になった途端、
ハンドル操作などで、
私自身、余裕が無くなった。


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石につまづいてコケたりしたら大変。
なんとか、怪我をせずにツアーを終了させたい。





軽快にチャリをこいで下へ進む。


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タッキーが、私のカメラで、
『動画を撮ってあげる』と言ってきた。



カメラを動画モードにし、
彼に手渡す。





『じゃ、先に行くね。』と言い残し、
私はデス・ロードを下った。






・・・・・。これが、
タッキーと交わした

最後の言葉となる。








集合ポイントへ辿り着いた。
後ろを走っているタッキーが最後。
皆でタッキー待ちをする事に。







5分後、

皆の後ろを走っている車が
集合ポイントへ辿り着いた・・・。







タッキーは・・・・?








頭の中が真っ白になる。







基本、車は、全員の後ろにいなければならない。

タッキーよりも先に車が来たということは、

彼は途中で、消えてしまったことになる。






車の中にも彼の姿は見当たらない。








ガイドが、車の運転手に、
『もう1人見なかったか?』と聞いている。




運転手は見ていないと答えた・・・。








車は、ガイドを乗せて、

急いでUターンをし、
今来た道を登っていった。







15分経っても降りてこない。









絶対におかしいでしょ。




下るだけの坂道。

そんなに時間がかかるはずなんてない。








動画を撮ると言ってから降りてこない。
カメラに夢中になってそのまま落ちたのか・・・。







最悪なことばかり考えてしまう。






不安で、心臓が止まりそうだったので、
私も歩いて、来た坂道を登ることにした。





見たくないけど、
崖の下を何度も覗き込んだ。


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どうか、無事でいてほしい。






1998年以来、自転車での死者は、

18人に及ぶ。




もし、最悪の事があったら、
私の旅は続けて行けないだろう。



タッキーの家族と、
どうやって連絡を取ればいいのか・・・。



旅仲間には、なんて説明をすればいいのか・・・。



今後のルートすべてキャンセルしなくては・・・。



頭の中は、そんな事ばかり浮かんでいた。









30分経っただろうか・・・。








前を見ると、タッキーがチャリで降りてきた







どうしたの?
なにしてたの?
心配したよ!
死んだかと思った。
崖に落っこちたかと思ってたよ!!




とにかく、テンパって思いつく言葉を
一気に吐き出した。






彼に話を聞いたところ、

実際、崖から5・6メートル落っこちたらしい。


タッキー自身、

自力で這い上がってこれたけれど、

自転車を持ち上げる事が出来なく、

ガイドと運転手が、ロープで自転車を引き上げたとか。





運が良かったとしか言いようがない。



だって、一歩間違えたら、

そこに残るのは『死』だよ。


こんな崖ばっかりのデス・ロード


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とにかく、無事だった事に、

胸をホットなでおろした・・・。




崖から落ちても、

無傷のタッキー。

ガイドに茶化されていた。


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人の運命って、本当に不思議だね。



津波で儚くも消えて逝った命。


崖から落ちても、生かされる命。




何を基準に決められているのか・・・。







旅人に一言。


皆が旅を続けられるのは、

命あっての旅。

無事に帰国することこそ、最大の親孝行。


だから、

無茶はやめようね






ところで、私のカメラはどうなったのか?




そこは、さすがのタッキー。


きちんと死守してくれていました。

しかも、落っこちた瞬間の

動画も撮れていたよ。





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