今日は、ヘナの基本知識について書いてみます。


ヘナとは「ローソニア、インターミス」という低木の木の葉っぱを粉々にして粉末にしたものです。



「ヘナ=ヘナの葉っぱの粉です」



ヘナには三つの効果があります。



①オレンジに染まる

(営業では、100%天然のインディゴなどを混ぜてブラウンにも染められます。)



②タンパク質に絡みつく



③引き締める



①と②がカラーリングとしての効果です。



②と③がトリートメントとしての効果です。





まずカラーとしてのヘナ



ヘナの色素の成分はローソンです。



ローソンは髪のタンパク質に絡みついて離れません。



そしてローソン同士がくっついて、大きくなります。(重合)



ローソンは小さいので髪の中で重合して髪の外に出にくくなります。



これが染まる仕組みです。





次にトリートメントとしてのヘナ



タンニンという成分があります。



タンニンには、強い収斂作用(引き締め効果)があります。



傷んでささくれだったキューティクルを引き締めて、健康な髪の状態に近づけます。



さらにヘナは脂質も多いので、隙間も埋めてくれます。



そして素髪の状態を強くしてくれます。





アピエではこのような効果から、



カラーリングとしての使用。



トリートメントとしての使用。



癖毛の収まりがよくなったり、ハリやコシがでたり、場合によってはビビり毛も誤魔化せちゃいます。



ただしただの草なので染まりは期待しないでくださいね笑