追試はないにしても…。まずい。
机に突っ伏してうなだれているあたし。
「なーに、落ち込んでんのぉ。もうちょっとで彼氏に会えるんじゃーん。らしくないよー。」
友人のアキが笑顔で言った。
アキのおかげで憂鬱な気持ちが吹き飛ぶ。
「だよね~‼︎‼︎やっと会えるんだぁ!クリスマスイブ早くこないかなぁ」
「うらやましいなぁー彼氏と過ごすクリスマスイブ‼︎プレゼント何にすんの⁇そのためにバイトと部活がんばってたもんね~愛の力はすごいわ!」
クリスマスプレゼントを買うために部活がない日はバイトをしていた。
親は言えばお金をくれるけど、そうじゃなく彼のために何かしたくて、彼のためならなんでも頑張れた。
「何にしようかなぁー。いつでも着けてもらえるものとか、あたしのこと忘れないでいてくれるモノがいいな。」
考えるだけでワクワクする。
元彼のこと言わなきゃいけない後ろめたい気持ちはあるけれど、彼に会える日を待ち遠しくワクワクドキドキする気持ちのが優っていた。
早く会いたいけど、待ち遠しいこの時間や彼の喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを考えてる時間がすごく幸せだった。
『きっと、うまくいく、ちゃんと話せるしわかっともらえる』
不安な気持ちは心の奥に押し込んだ。
あと少しで彼に会える‼︎