四国松山の旅Ⅱ | ふるさとぐらし 加賀的生活Ⅱ

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 石川県 加賀市に住んでおります。石川県といえば金沢・能登・・・ではなくて加賀だってとってもいい処。ちょっと恥ずかしがり屋の土地柄の加賀には、みんな知らないベストスポットや、秘密の食材やお店がいっぱいです。そんな加賀での生活風景をお届けするブログです。

男性

親譲おやゆずりの無鉄砲むてっぽうで小供の時から損ばかりしている。


小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど

こしかした事がある。なぜそんな無闇むやみをしたと聞く人がある


かも知れぬ。


別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、

同級生の一人が冗談じょうだんに、いくら威張いばっても、そこから飛び降り

る事は出来まい。弱虫やーい。とはやしたからである。

小使こづかいに負ぶさって帰って来た時、おやじが大きなをして二階

ぐらいから飛び降りて腰を抜かすやつがあるかとったから、


この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。


夏目漱石の「坊ちゃん」の書き始め



ふるさとぐらし 加賀的生活Ⅱ


慶応3年1月5日(新暦2月9日)江戸牛込馬場下横町に生まれる。


本名は夏目金之助。


帝国大学文科大学(東京大学文学部)を卒業後、東京高等師範学校、


松山中学、第五高等学校などの教師生活を経て、


1900年イギリスに留学する。


帰国後、第一高等学校で教鞭をとりながら、


1905年処女作「吾輩は猫である」を発表。


1906年「坊っちゃん」「草枕」を発表。


1907年教職を辞し、朝日新聞社に入社。


そして「虞美人草」「三四郎」などを発表するが、


胃病に苦しむようになる。


1916年12月9日、「明暗」の連載途中に胃潰瘍で永眠。


享年50歳であった。



松山中学での教師生活をベースに書かれたのが


「坊っちゃん」である。


南町のひめぎんホールをあとにして、道後温泉へと


向かう・・・


路面電車は道後温泉駅に到着


商店街を通って右に曲がると


道後温泉本館が真正面に見える



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重要文化財なのだそうで、館内は全くの禁煙


厳重に管理がされている。


この本館の隣に、地ビールのお店がある。


朝早くから開店していて、風呂上がりには


必ず、生ビールが飲めるのである。



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左が「漱石ビール」右は「坊っちゃんビール」だったかなっ?


ハーフの「マドンナビール」の三種類あります。


ゆっくりと、お風呂に入り額の汗をぬぐいながら


このビールを飲み干すのが至福の時間です。