皆様こんにちは・・・
今日はトヨタ自動車のリコール問題が
新聞を賑わせております。
踏んだアクセルが戻らない・・・
これは大変な問題ですね。
アメリカではこのタイミングに合わせて
GMがキャッシュバック乗り換えキャンペーンを
うったとか・・・それも日本車ねらい打ち・・・
これまでの日本の自動車業界が伸びてきたのも
北米市場が牽引したのだからこれは大痛手です。
しかし、販売中止、工場閉鎖とは厳しい話です。
昨年12月に30%のコストダウンを部品メーカーに
要求したというニュースは耳に新しい話ですが、
安い中国車や韓国車に対抗するためコストダウンを
しようとするとその素材や作り方を変える必要があります。
その安全性や信頼性を評価するにはこれまで
長い時間が必要だったはずですが、早く低価格を
実現するためにその部分に甘さがあったのでしょうか・・・
こんな事を見ていると、本当のものづくりとは
いったい何なのか解らなくなってしまいます。
リーマンショック以降、異常な円高は日本の
ものづくりに、とてつもない影響を及ぼすようです。
円が高くなったら、高くても売れる物を作る努力より
高くなった分コストを下げる努力をしてしまう・・・
安いから日本製品が売れていた時代は随分
昔の話になったはずです。低価格高品質と
言う人がいるけど・・・それはまぼろしかも・・・
高価格高品質 低価格低品質です。
低価格高品質を求め過ぎると、いつか崩壊
が始まるような気がします。