第144号


おはようございます。今日の加賀地方は雨です。
今朝は、六時過ぎに傘を差して周辺散歩に出掛けました。
なにもこの天気の悪い日を選んで散歩に行かなくても・・・
そう思いながらも雨のにおいを感じながら家を出ました。
近所の農家では田植えの準備が着々と進んでいます。
ビニールハウスでは苗が青々と育っていました。
これが田んぼに植えられ、秋には新米が味わえるのです。しかし
農家の皆様には、こうやってビニールハウスで苗を育て、管理をした田んぼに
植えて、水量管理、温度管理、病害虫予防など、様々な心配りで美味しい
ご飯が食べられるのですね・・・

近くの田んぼには、水が入れ始められ、田植えの準備が着々と
進んでいます。
今年は、雪が少なかったしこれまでの 雨量も若干少ないみたいです。水の量は
大丈夫だろうか・・・

菜の花がいっぱいさいています。
これも、何か理由があるんでしょうね。
しかし、この田んぼ沿いの農道を通ると、普通に
自動車が通行する道路にもなっているせいか
ゴミの投げ捨てがすごく目につきます。
車の中から何気なく、ゴミを捨てる不届きな
ドライバーがあとを絶ちません。
あきかん、たばこの吸い殻、コンビニ弁当の容器
ペットボトル・・・
近くの農業用水のため池には、投げ込まれたゴミが
浮いています。このようにゴミが溜まった池の水でお
米を作るのですよ。・・・
たぶん、すてた人も食べているでしょう・・・
因果応報という言葉の意味を知らないのでしょうか。
自然保護って、ダム工事反対や道路建設反対ではなく
こういう行為自体を無くすことがとても大切って
思いますね。
加賀市の黄色いゴミ袋・・・捨ててあるため池も
あります。多分収集時間に間に合わず、不法投棄
したのでしょう。・・・それって心があまりにも貧しくない?
捨てていく人間が後を絶たないようです。
自分の家の庭や玄関先にゴミ捨てられて嬉しい人は
いませんよね・・・日本には持ち主のいない地面が
無いことを知らないのでしょうか・・・?
誰かが怒っていることを知らない・・・自分だけが良ければイイ・・・個人の自由・・・
そういう教育を受けた人が増えているんでしょうかね・・・
田んぼをゴミ箱がわりに使うな!
今から、10年くらい前の話、中国から研修生が5名ほど我が社にやってきていた。
一人一人に、日本の印象を聞くと、誰もが口をそろえ・・・「日本は街がとても綺麗・・・
家の周りがとても綺麗。そして道路にゴミが落ちていない。」そういっていた。
確かに、中国はどこへ行っても落ちていた。町中がゴミ箱だったのである。
平気で、ゴミは捨てるし、たばこは捨てるし、痰を吐く。そういう文化なのかもしれない
とさえ思ったくらいである。そしてそういう日本を尊敬すると彼らは言った。
あれから十年・・・環境だエコだとやかましい世の中になった。でも相変わらず
車からの投げ捨てが後を絶たない。不法投棄が後を絶たない・・・心に手を当てれば、
思い当たることあるかもしれない・・・だとしたら、もう今日からやめよう。いづれ自分に
返ってくる・・・
因果応報は自然の法則だ・・・。
ねぎはこうやって植える・・・お手本のような畑である。