卒業・・・くぎりの朝に・・・ | ふるさとぐらし 加賀的生活Ⅱ

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 石川県 加賀市に住んでおります。石川県といえば金沢・能登・・・ではなくて加賀だってとってもいい処。ちょっと恥ずかしがり屋の土地柄の加賀には、みんな知らないベストスポットや、秘密の食材やお店がいっぱいです。そんな加賀での生活風景をお届けするブログです。

第百三号

昨日は、商工会議所青年部の卒会セレモニー。

この会は50歳で、一応終了になります。

今年はワタシを含め9人が卒会・・・

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             (卒業記念に頂いた時計です。)




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(素敵なメッセージも・・・)


夕べは、終了後、卒会メンバーとyumiboss会長、DONKD、

そして副会長、須坂YEGの小林さん、酒井さんを交えて

お疲れさん会・・・楽しい時間でした。ありがとう。

そして8年間、お世話になりました。ほんとうにありがとう。


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紹介の言葉の中に、昭和33・34年生まれは

皇太子ご成婚、東京オリンピックという、日本が

高度経済成長の中育ってきた方々という言葉がありました。

確かに、とても豊になったことを実感できる世代です。

ラジオが生活の中心だったこの国で、テレビ放送が始まり

テレビでマグマ大使や月光仮面をみて、やがてアニメを見るようになり、

空想の世界が拡がりました。

東京オリンピックは白黒、メキシコはカラーとテレビに色がついて・・・

ラジオではFM放送がはじまり、歩きながら音楽が聴けるようになって・・・

電話を持ち歩くようになって、車が道案内をするようになって・・・

そして初任給が、10倍以上になって(因みに、ワタシの初任給は今から28年前

13万円くらいでした。)

数え上げたらきりがないくらいに、文明は豊に変化した半世紀でした。

その反面、無くなった物も数多くあることがわかる年代なのかもしれません。

国が繁栄してゆく、成長期に青年時代がおくれたことは、とても幸せなことであると

感じています。

今では当たり前なことが、当たり前ではないことを知っている。

それがわかることが、とても幸せです。

きっと、この繁栄を作り、支えてくれた団塊の世代の人たち、青春時代を

戦争で失った人たちの、苦労で実った果実を、苦労無しに食べた世代であることは

間違いないでしょう。

これからの時間はそのことに感謝しながら、それに報いるために

誰かの幸せのため、頑張って行かなくては、生きて行かなくては、と

改めて感じる朝でありました。