第六十二号
先日、「70才まで働ける企業つくりプロジェクト」会議
なるものに出席してきました。
二年間のプロジェクトだったようです。私は一年間・・・
うちの会社は一応定年は60才なんだけど、その後
65才まで延長、その後はお元気ならばどうぞ・・・
ということで、結構、高齢者が多いのです。
まあ、高齢でも出来る仕事内容だから・・・
意図して無いけれど、70才以上まで働ける企業
になっていました。
この、プロジェクトの本当の狙いは
年金の支給時期を70才まで送らせよう
ということらしいです・・・
なんともはや・・・
高齢者障害者・・・何とか機構っていう独立行政法人?
これで最後の会議だと言うことで、言いたいこといいました
「日本型の経営は、あの年金問題で崩壊しました・・・
これ以上支給時期を遅らすと・・・暴動が起こります・・・」
「商工業だけじゃなく、農林水産まで整備しないと・・・
農林水産って就業規則や定年制あるの?・・・」
「いや~、あれは農林省で・・・縦割りなもんで・・・」
じゃ、国民年金はどうなるの?
厚生年金って何だったの?
70才まで働ける企業の大前提は、
60才で年金満額支給、
そして60才以上は所得税なし。
生活は安定していて、仕事するのが老化防止
それくらいの扱いでないといけません。
消費の中心は60才以上へ・・・
内需拡大をお題目のように唱える国は
「70才まで働かなければならない社会」
状態を作ろうとしているようだ。
若い人たちはこの国の未来に愛想をつかし
出て行く・・・
こんなわれわれとは違って
60才で定年になり、退職金で悠々と
暮らしてる人々がいる・・・
「怒れ!民間企業」