2人いる娘の内、長女はアメリカはボストン郊外のハイスクールに通っています。
訳あって旦那と別居中ですが、長女は旦那の両親の元からハイスクールに通っています。
ここまで来るのに色々長女の事では大変でした。
小さい頃はアメリカ式のプリスクールに通い、それから公立の幼稚園に通うことになりました。
それから公立の小学校へ。
幼稚園はまだ小さいので良かったのですが、小学校へ入学後から段々おかしくなりました。
自分がアメリカ人とのミックスである事。
今まであまり気にする事なく生活してきたのに、男の子からは「変な名前!」とからかわれ、「英語喋ってみて!」攻撃。
中学になってからはいじめがますますエスカレートし、毎日暗い顔で学校へ行ってました。
本人の性格にもよるのでしょう。
次女の方は何と言われようが何処吹く風。毎日楽しく学校生活を送っています。
それに長女は人と同じにする事がどうも苦手。
いじめられたって自分の事は変えたくない。人に迎合したくない、というタイプ。
だから尚更いじめられる。
クラスメートからは
「あの子変わってるよね」
となるのです。
毎日真っ赤に泣きはらした目で登校する我が子に胸がはりさけそうでした。
「もう休みなさい。」と休ませた事も何度もあります。
いよいよ高校受験を真剣に考えなければならない時、ふと思いました。
人と同じ事をするのが嫌、校則にがんじがらめにされる日本の学校が合わない…
この子はアメリカの高校へ行かせた方がいいのではないかと。
そう思っていると、長女の方から
「アメリカの高校へ行きたい」
と相談されました。
それに「自分はアメリカ人である」という事。たまに祖父母や従姉妹に会いにアメリカに夏休み等に行く事はあっても本当のアメリカを知っているとは思えない。
それで自分探しにアメリカにも住んでみたいと言い出したのです。
何度も何度も母娘で話し合いました。
で、中学を卒業してアメリカへは途中からですが、4月からハイスクールに通っています。
ずっとボランティアの子が彼女についてくれる事になって、ボランティアの子は本当によくしてくれました。
でも最初はやっぱり意地悪な男の子にからかわれたり、授業について行くのが大変だったり、毎日スカイプで話していますが「マミーに会いたい」と泣きだしたりしてそれなりに苦労もあったようです。
でも最近はすっかり友達とも打ち解け、もう来週から夏休みの彼女ですが、「皆に会えなくなるから夏休みになるのが悲しいんだよ。夏休みになるのが悲しいなんて初めて思ったよ!!」と明るい顔で言ってる我が子に母は胸がいっぱいになりました。
慣れないアメリカのハイスクールで2ヶ月よく頑張ったね。
でも9月からが本当のハイスクール生活のスタートです。
娘よ、アメリカ生活を思いっきり楽しんで。母はどこにいようとも貴方の味方です。
と今日は長い、重いブログになっちまった…![]()
でも「Oooooooi Ocha」だよね?
ランキングに参加してみました。
ポチッとクリックしてくれたなら、小躍りして喜ぶでしょう♪
