私が音楽療法を学びたいと思った 
キッカケは、高齢者の方々への
認知症に対する事でした。
でも
本当に音楽で癒されて頂きたいのは
介護されているご家族の方々。

介護は終わりが見えません。
終わる時は、介護されている方が
亡くなる時です。

私は母の実姉(伯母)実父、義父、実母を
看送りました。
伯母は、大正13年生まれ。
結婚適齢期の時は、戦争で
男性1人に女性はトラック一杯と言われた
そうで、生涯独身でした。
伯母は晩年、心臓のバイパス手術から
病院とは縁が切れなくて、うちから車で
40分くらいの所に住んでいました。
一度、何かで呼び出されると、その後の
一切の予定は変更しなければいけなくて。
当時、次男はまだ幼稚園。
お迎えに行けない事を幼稚園に連絡して
お願いして何とかしてきましたが
次男にしたら、不安だった事でしょう。

実母は、認知症でした。
60歳前半に心臓のバイパス手術を受け
そこから病院とは縁が切れず
月に一度の診察は、父とのデートとばかり
楽しみにもなっていたように見えました。

父が心臓の弁膜症で手術した頃から
母の認知症は発症。

父の通院、母の介護
3人の子ども達もまだ幼かったので
私が一人で走り回っていました。

母は
約6年間、様々なサービスを活用しながら
自宅で介護をしました。

認知症で、ひとつずつできる事が
出来なくなる母。
厳しい母でしたが、その人格も
変化。
母であるけど、母でない。
それを受け入れられず、母に強く言って
自分を責める。

辛かったです。
でも、私しか居ないから
やるしか無い。

私の経験が、何かのお役に立てるなら
いつでもお話しします。

昨日、ほっっとルームに来てくださった方
幼い子どもさんとご一緒でしたが
お聞きすると、ダブルケアを
されているとのこと。

みんなのほっっとルームでは
来てくださる方々にほっっとして
頂きたいと、スタッフがお待ちしています。

ほっっとルームでお待ちしています。

みんなのほっっとルーム
茨木市新中条町8-18 2階