ローマ 2日目は
フリータイムのまえに


ヴァチカン博物館  

こちらも
前回 間近にいながら
行程に入ってはいなかった(ことさえ行くまでわかってなかったねー
リベンジポイント

システィーナ礼拝堂で 
ミケランジェロの
「最後の審判 」 を観るのですっ




入口から 混んでおります
(チケットのない人はもっと大変)


ポインターの先には
↓迷子防止のお花飾りピンク薔薇

システィーナ礼拝堂では
立ち止まったり 
話は できないため
(もちろん撮影も×)


ピーニャの中庭端っこの
説明ボードの前で
ひと足早く
見どころ解説タイムです


現地ガイドは昨日に続き 
麗しの フランチェスカさん
恋の矢
ローマのベストガイドさんだそう

日本の歴史にも詳しくて
恋人は カラヴァッジォ

ユーモアたっぷり
わかりやすくお話 聞けました

「天地創造」(1508〜1512年作)

ふむふむ…
最初に描いた1枚は 
他のより小さいのか…

巨大な天井画を描くんですもんね

距離感の計算違いに 気づくのは
足場を外してから…

さぞや
驚いたことでしょう


ミケランジェロ

天井 見上げて

 やべっ… ちっちゃ笑い泣きあせる

みたいな?

久々の 妄想川柳 不謹慎



創建当時(天井画より先)に
ボッティチェリなど有名画家たちが描いた
モーゼ伝、キリスト伝 の左右壁画には

制作時に出入りしていたワンちゃん犬
あちこちで登場していたり と遊び心も…


そして 祭壇奥の


「最後の審判」(1536〜1541年作)

ふむふむ ……
天国の下のほうで でろ〜んと
守護聖人に 吊り下げられている
皮っきれが ミケランジェロ!
 

この不気味な ヒトの抜け殻は
いまにも ぽいと落とされるところ?
それとも 引き上げられたとこなのかしら?


他にも いろいろ…

早く 観に行かないと
忘れてしまう〜〜


あ、
この中庭に鎮座する
ピーニャ(松ぼっくり)は
豊穣、復活、不死  の象徴なのだそう


はい
ようやく建物内へ   



が…
すぐには 辿り着けません


いくつもの美術館の中から
(すげーわヴァチカン宮殿)
厳選ルート 

古代ギリシアの ピオ・クレメンティーノ美術館、

長い廊下(燭台・タペストリー・地図のギャラリー)、

ラファエロの間 と
進みます


あっちから こっちから
容赦なく降り注いでくる
もんのすごい芸術遺産シャワーに

溺れそう
ぶくぶくぶく

脳みそマヒしそうあせる
えらいこっちゃー



ラオコーン像
(ウフィッツイで見てきたのはコピー?)


一枚岩の水盤

赤大理石の棺
アテネモザイク

長ーいギャラリーは
燭台やタペストリーよりも
天井が楽しかったりしてねー


地図のギャラリーは
面白かった

が なぜだか
それをかき消すほどの
半端ない 天井の主張  キラキラ


ラファエロの間

四つの部屋に 
たくさんのラファエロ

25歳から亡くなる37歳まで
ここで描き続け(死の4年後弟子たちが完成し)たのですって

アテネの学堂
古代ギリシアの有名人
(に扮した ダヴィンチ、ミケランジェロなどなど)
ラファエロ自画像


皇帝を称えたり
戦の絵よりも
こういう 美しい絵が嬉しいです



さて 階段をおりて
トイレを済ませ


はい、いよいよ きた

敬虔な気持ちで 
静かに Andiamo〜



時間は正味15分ぐらい?

ぎゅう ぎゅう
ざわざわ わいわい
ぐちゃぐちゃ

大きなひとたちに埋もれながら

天井を 左右を必死に 見上げる



天地創造 
最初の1枚はわかった!
さいごの 筋肉隆々の 太いお御足も


ミケランジェロの皮?

ワンちゃんは?

どこ?



ここはどこ??

フランチェスカさんピンク薔薇どこー???



人の波に 
もみくちゃに押し流され

やっとこさっとで
身体の向きを合わせて

なんとか 待ち合わせの出口へ
(別の出口へ行くと もう会えない)


まるで 
バブル全盛時の 
真夏の とし◯えん 

激混み流れるプール
超芋洗い状態?ねー
よりすごいかな


大変な システィーナ礼拝堂でございました  


押し寄せる 人の波の
後方壁に描かれていたはずの
最後の審判 

ワタシは
ちゃんと観て来たんだろうか?

???


脱出(としか言いようがない)
新鮮な空気で
呼吸を整えてから


サンピトロ大聖堂へ

ミラノ の遺作を観てきた後だから
また 格別な 「ピエタ像」


前回の旅は この大聖堂から
(しかも早朝スタートで人も少なく静か)
だったので

すべてが 驚きで
荘厳さに圧倒されて
身震いするような感動を覚えたものでした





だが  この日

芸術シャワーを浴びまくり
流れるプールで洗われまくった
ジャガイモの 脳裏には

ユアン・マクレガー の顔ばかりあせる


ミケランジェロのクーポラの下…


ベルニーニの天蓋の祭壇…

階段の下 が 気になってしょうがないあせる


カメルレンゴ〜〜!

またしても ラングドン教授

ヴァチカン、ローマを舞台にした
この映画に出てくる名所は

フランチェスカさんの
ローマ市中のガイドでも
たびたび登場し
ワクワクするワタシたちでありました


とっとと ヴァチカン退場しなさい?

はい すみません
そうしましょう


まっとうな感動の記録は
前回の記事であせる

Grazie② ヴァチカン市国
https://ameblo.jp/api-y/entry-12387574994.html