動物看護師のRieです♡
はじめまして！という方は→自己紹介♪
今回は、得意分野の歯みがきについて！
以前お話しした、
「歯みがき中の厄介なクセ」
の対策方法をひとつずつ
書いていきたいと思います
犬にも猫にも多い、
🌱後ずさりしてしまって、
うまく歯みがきが出来ない！！
という、困ったクセについて
毎日たくさんのペットを保定してきた
動物看護師の視点から
対策を考えていきたいと思います
まず、
後ずさりをされてしまう理由について
＊ペットが、“心の底から嫌がっているわけではない”
ということを前提にお話します
・ペットと自分が対面で行っている
・ペットの後ろに、逃げ場がある
・飼い主さんが前のめり(必死)
・飼い主さんが真顔(真剣)
最後の２つだけなら、
すぐにでも解決出来そうですね
これをみて分かるように、
大きなポイントは
後ずさりできてしまう環境
ということのようです
では、それをふまえて
対策方法を考えたいと思います
・ペットと自分が同じ向きで行う
(自分の脚の間にペットを入れ、
自分がペットの口を覗き込むような体勢)
・部屋の隅っこで歯みがきをする
(バックできる場所を無くす)
・台の上に乗せて歯みがきをする
(台に乗せてもバックするようだと、
落ちてしまう危険があるので注意です！)
・ペットを横向きや仰向けにして行う
(首や腰や喉が悪い子は控えましょう)
・飼い主さんはリラックスした状態で行う
・飼い主さんは楽しそうに、笑顔で、
ペットを褒めながら行う
最後の２つは置いておいて…(笑)
物理的に、
後ずさりを出来ないようにすることが
有効です
個人的には(というか、私の愛猫にやっている方法は)、
「隅っこにある」「台の上に乗せて」
歯みがきをする方法が簡単だと思います
“隅っこにある台”だと
横にも後ろにも逃げ場がないですし、
ペットが目線の高さにいてくれるので、
しっかり歯をみながら
歯みがきをすることができます
↓こんな感じです♪(もちろん犬もできます☆)
しっかり協力してくれました♡感謝
歯みがきをするときに
動いてしまう子には
保定も必要になることがあります
私たち動物看護師もそうですが、
ペットに対して、ある程度
『逃げ場のない状態を作ってしまっている』
ということを理解して、
少しでも痛みの無いように
少しでも無理強いしないように
ということを心掛けて
歯みがきをしてあげてくださいね♡
