です。今日はずいぶん昔から数秘術の概念も使用していたと言われるスピリチュアルな人々、「ネイティブアメリカン」の言葉を紹介したいと思います。
「すべての宗教は大いなる存在(GREAT SPIRIT)に到達するための階段である。」
「ネイティブアメリカン」はイギリスからの移民がアメリカに入ってくる前から、アメリカに住んでいたもともとの原住民の事を言います。
彼らは数千年もの歴史をもち、とてもスピリチュアルな人達です。
彼らはイギリスからの移民達がアメリカに流入してくるとほどなくして、彼らに強制的に自分たちの土地を奪われ、狭い居留区で暮らす事を強いられ、子供達は親と離され無理矢理「キリスト教」に改宗させられたりもした悲しい過去を持ちます。
自然とともに生き、自然と共存してきた彼らにはこの世で生きていく上で私達が知っておかなくてはならないたくさんの知恵を持っていました。
その彼らが全ての中に存在していると信じているのが「大いなる存在(GREAT SPIRIT)」です。それは全ての創造主であり彼らにとっての神様みたいな存在です。何か特定の形を持ったものではなく、母なる大地、父なる空、全てのものの中に存在していると信じています。
ですから彼らはどんな人でも相手をリスペクトする心を持ち合わせています。
それが、どの宗教も否定せず肯定的に受け入れる最初に紹介した彼らの言葉に現れていると思います。
無理やりキリスト教に改宗させられた過去を持つ彼らだからこそ言葉に重みも感じます。
私はどの宗教もまじめに取り込んでいればきっと「同じ真実」に近づいていくと信じています。
ネイティブアメリカンのこの言葉は今も世界のどこかで続く宗教間の終わらない争いにも希望の光
をもたらすものだと思います。いつも読んでいただきありがとうございます。
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