今日ははじめての給料日


私はワクワクしながら給料明細に目を通しました。
………少しマズイかも。。。
初めてもらったお給料は、前職のときのお給料の5分の1くらいの額でした。
それもそのはず、アロマセラピストとして働いているスタッフは全部で6人。アロマベッド数は1つしかないところだったので常に2人体制だったんです。
だから当然1ヶ月の出勤日数もそんなに多くありませんでした。
さらに、お給料の体制が時給制でアロマトリートメントをした人数によって手当てが付くという形態だったのでお店自体にもお客様がまだついていないオープン当初はしばらくこの状態が続くことがすぐに予測できました。
臨床検査技師として働いていた頃に、
「お給料なんて関係ない!いくら収入が少なくたって自分のやりがいのある仕事が一番!!」
なぁんて言ってた出来事が、現実にそのとおりになっていました。前の会社の上司が私にアドバイスをくれた、
「…そうか、そこまでいうなら退職を認めるけれど、アロマセラピストって、今流行りの仕事だろう?この先も仕事として残っていくのかな?それに、確立されていない仕事をするということは、今よりもおそらく収入や社会面などで守られない立場になることになるんじゃないかなと思うよ。それもお前は覚悟で言っているのかな?」
という言葉の重みがハッキリと体験できました。
たしかに、収入も少ないし、保険だって税金だって自分で管理して払っていかなきゃいけない。有給なんてとんでもないし、もし私が今病気やケガでもしたらこの少ない収入だってなくなってしまう。。。
ふいに恐ろしくなりましたが、そんなことを言っても、
「私はひとり暮らしも始めたし生活していかなくちゃならないから、アロマセラピストとして1人前になるまで他にアルバイトをしてでもやっていかなくちゃ!」
そう決意した私は友達の紹介で健診バスで働くアルバイトを手に入れました。
健診バスのお仕事は各企業の健康診断を出張して行う仕事です。
依頼のあった現場が遠ければ遠いほど集合時間がはやく、6時に集合!などとても朝のはやい仕事です。この仕事は半日だけ出勤ということもできるので、お昼からはアロマセラピストとして勤務することも可能だと考えたのです。
でも、このお仕事も毎日自分の都合で仕事ができるわけではなかったので収入自体も不確定でした。
この後、1年半くらい貯金をどんどん切り崩す生活が続きました。
「絶対、アロマセラピストとして1人前になる!」
その強い想いだけが私を動かしていました。
今、この時期を振り返るとお給料に対する無計画さは反省しなきゃならないけれど1人前のアロマセラピストになれると信じる気持ちだけでよくこんなに頑張ってやってこれたなぁと思います。
アロマセラピストになれて本当によかったと思っています!