ALWAYS 続・三丁目の夕日

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昭和の香りぷんぷんの、お気に入り映画。

前作もとてもよかったけれど、

続のほうが好きかも。


号泣しました。

感動のシーンを何度もみかえして、

それでも泣けた。

DVD鑑賞だと、これができるからいいわ。


今は読んでいませんが、学生時代、国文科だったので、

純文学大好き少女だったので、

劇中小説の「踊り子」にジーンと。


吉岡秀隆扮する東大文学部卒の茶川龍之介が

芥川賞を狙って、小雪扮するストリッパーのひろみに

ささげた小説。


「周りがたとえどんな目で君をみようとも、僕は知っている。

はすっぱな物言いばかりするくせに、

他人の子の為に作ったライスカレー。


ありもしない指輪をみつめて、「キレイ。」と囁いた君の涙。

日を追うごと、時を経るほど、あの時の涙が僕の胸をしめつける。


逢いたい。ただひたすら君に逢いたい。


あの細くて折れそうな指に、いつか本物の指輪をはめてあげたい。

あのはかなげな笑顔を本物の幸せで満たしてあげたい。


ただ不器用な者同士、肩を寄せ合って生きていけたら。

君の顔を見て、君の声を聴いて暮らしていけたなら。

それが僕の心からの願いなんだ。」


この役の小雪さん、はまり役で、好きだなー。

好きな人にこんな風に想われたら、女冥利につきるよね。


おむかいさんの「鈴木オート」のファミリーも

古きよき時代の夫婦で、いいなぁと。


物質も大切だけれど、心もね、伴っていないとね。