軽井沢アウトレットのイーストに静かにたたずむ「Masaa’s」
でドレスアップして至福の時間を過ごしてきました。
メニューには植木シェフの手書きのメッセージ付き。
便利になってなんでも印刷になったりメールで済ませてしまう
最近の世の中、お手紙とか、こういうのがすごく嬉しい。
18000円のコース。
ナイフの立ち具合が美しい。
シニアソムリエの藤森さんのセレクトの中に
大好きなロゼがあったので迷わずそれで乾杯。
グラスでいただけるなんて感動です。
シャンパーニュの最高峰のアイ村のもの。
すべてグランクリュ指定で、
ピノ・ノワールが90%の配合。
ロマネ・コンティより美味しい赤ワインができるとも
いわれていた小さいハウスで
日本への割り当てもなかなかなく入手困難らしいです。
アイ村っていうのがまたいいですね。
映画「シアワセのちから」のセリフじゃないけど
「ハピネスは I なんだ」だし。
リーデルの新作のグラスで。
フォルムも美しく、大きさもしっかりあるのに
なみなみとそそいでいただく。
驚いたのは、その泡立ちの力強さ。
それでいてエレガントで。
パンチが効いてて好みでした。
こういう印象の女性になりたいとそう思った。
自家製バター。
真ん中はゴマを練りこんだモノ。
両サイドはプレーン。
母方の親戚が北海道で牧場をやっている為
子牛を産んだばかりの母牛のお乳で自然にできる
牛乳豆腐とか、かなりレアな乳製品を食べつけている
ワタシでもかなり感動バター。
これが譲っていただきたいくらいのオイシサ。
絵本の「ちびくろさんぼ」のバターってほんとにあったら
こんな味かしらと思う。
そして色とりどりのお手製パン達。
天然酵母ではないらしいですが
ふっくら味わい深く、これも大人買いしちゃいたい位の
記憶に残る味。
プレーン、ほうれん草、紅芋、キャロット!?だったかな。
ふたりして、お店のパンの在庫がなくなっちゃうんじゃ!?
くらいおかわりしまくりました(笑)
ブルターニュのルビー Lobster
オマール海老ともんじゃのおこげっぽい食感の
パリパリの信州みかんが宝石みたいに。
日の出 Duck
TBSテレビ「魂のワンスプーン」で殿堂入りを果たした植木シェフならではの
ゴールド&ビックスプーン。
女子には一口はちょい厳しいですが、
ここは野蛮で優雅なオンナを気取って潔く一口で。
増田ポートリーのたまちゃんたまごが濃厚でたまらない
オイシサ。
お取り寄せして腕ふるいたくなっちゃう卵ちゃん。
これ好き~♪
日本海冬将軍 yellow tail
なぜか写真が消えていた金沢ブリとうりとピスタチオオイル
とレモンのコンフィの一皿。
ご想像におまかせします...。
レモンがいい味だしていてよかった。
海の王様と大地の戯れ Abalone&Truffle
あわびとトリュフ。とろーりかかっているのは
エスプーマという特殊な装置で変身したごまちゃん。
ペッパーベリーというちらり刺激なスパイスとともに。
レッドペッパーやグリーンペッパーは我が家の食卓にも
たまに登場しますが、ペッパーベリーなるものは
初めての出逢いなので興味津々で、
ずぅずぅしくもお土産にいただいちゃいました。
花のブルーテ Califlower
信州産のカリフラワー。今回は紫のものだそうです。
優しいけどちゃぁんと芯がある、そんなお味。
レストランの窓から見えるゲレンデとは対照的に
ココロも身体もあたたまりました。
まさに冬の軽井沢にぴったりな一品![]()
カリフラワー、オレンジっぽいのはスーパーでみかけますが
カリフラワーってけっこうお高い&あんまり需要がないのか
新鮮でないものが多いので
たまにピクルスに使ったり豆カレーとかにいれるくらいでしたが
元町のザッツで大根のスープの上にのったグリルしたカリフラワー
を食べてからそのおいしさに目覚めたので嬉しかったなぁ~。
スープ大好き♪
フォアグラの温もり Foiegras
ルッコラを揚げたものがこんなにおいしいなんてびっくり。
というよりも、ルッコラを揚げるって発想がなかったなぁ~。
今度やってみよう!
これは連れが大絶賛でした。
動物虐待とかいわれてもフォアグラ大好きだし。
そんな程度のエコでごめんなさい。。。
ストイックに無理すると電池切れちゃうし。ね。
SALON2007で味わって以来、お気に入りの
ビオワイン。
ワインが苦手だった連れが、「これはおいしい」と絶賛。
これで一緒に飲んでくれるようになったらいいなぁ。
なんて、酒代がバカにならないので困るかも(笑)
能登の夕焼け rock fish
金沢産の柳八目というお魚とも初めての出逢い。
甘えびをたたいたものがぎっしりと詰まって。
下のグリーンはお皿ではなくって
パセリソース。えび油が鼻血がでそうに美味しいの。
ラビアンローズ rose
バラのグラニテ。これ食べたら体臭がバラの芳香をはなちそう
に薫り高かった。美人になりそうな味。
気分はクレオパトラ。
遠山郷より冬の贈り物 Venison
バンビちゃん。特注らしい器が素敵。
金山寺みそと口の中で三度味が変わるという
マジカルな五味子という赤い実がちょこんと。
鹿は北海道は標茶のヘイゼルグラウスマナーで食べたのが
一番好きだったけれど、これもなかなかどうして。
もっと食べたーい。って思う位がちょうどいいのでしょうね。
夕映え Persimmon
柿と柚子の果汁と奄美大島のきび酢が
いいバランスで。
ミニかえるのタマゴみたいなバジルシードは
アルギン酸でコーディングされているらしいです。
美しいわ。
タルトタタン2008 apple
姫リンゴとキャラメリゼとアーモンドがお口の中で
溶け合って幸せ~に。
甘く危険な黒い瞳 chocolat
玉ねぎのフィナンシェとチョコレートがこんなにも合うなんて!
ポテトサラダのりんごとか酢豚のパイナップルとか
美味しいのもあるけれど、上手にいれないとマイナスになるのが
多いので基本的にあんありそういうのは好まないのですが
これは感激しました。
玉ねぎは玉ねぎらしくってチョコはチョコらしいのに
お互いが合わさるとそれもまたいいパートナーという感じで。
人みたいだなぁって。
真反対なのに、二人があわさるといいコンビみたいな。
深いわー。
祇園おくむらと同じく女性のパティシェさんらしく、
同じ女性としてワタシも頑張らねばと思いました。
山里の宝石
きんかんとごぼうチョコ。
玉ねぎも合いましたが、ごぼうもまたいける。
病み上がりだったのできんかんが嬉しい♪
ハーブティかコーヒーが選べます。
こちらはお隣MISCELAD’OROと関連な為
コーヒー好きな連れも喜ぶ美味しいコーヒーでした。
ワタシは夕方5時以降にカフェイン飲むと
夜眠れなくなってしまうお子様体質な為
ハーブティがあるのは嬉しいです。
そういえばワタシミシュラン3つ星のお店は
ぜぇんぶハーブティあるや。
かーなりボリューミーなので普通の女子は
大変かもですが、
肉食獣君はフレンチの概念がくずされて
大喜びでした。
最後に女子だけの特典で、お花を一輪プレゼント
してくださいました♪
こういうの嬉しいのよね~。
その後星のやに1泊し、持ち帰ったのにもかかわらず
我が家でしばらく元気に咲いておりました。
お花のある生活っていいわーと再認識。
素敵な一夜でした。
何より、無駄な経費をよしとしないパートナーの
お財布の紐がゆるくなったのでびっくり。
こうしてだんだんワタシ好の大人の男性に
なってくれるといいな。
お誕生日予約入れてるので「どうしよっか?また星のや泊まりたい」
なんて言っていたので、
「パートナーが入れ替わってたりしてね」なんていじめちゃうあまのじゃくな
ワタシ。かわいくないわぁ~。
こうして、沢山素敵な想い出を積み重ねていきましょうね。
KIN220 黄色い水晶の太陽![]()
























