以前にもご紹介させていただきましたが、

読まず嫌いだった江國香織作品を

好きにさせた一冊。

江國 香織
いくつもの週末 (集英社文庫)
江國さん自信の結婚生活が綴ってあるのだけど、
今結婚している人、もしくはかつて結婚していた人
で、多少なりとも妄想癖のある方には
とてもオススメの本です。

戸籍のキレイな独身女子は

これを読んだら、

猛烈に結婚したくなるか、

絶対したくなくなるか

二つに一つでしょう。うん。

そうでしょうとも。


眠れぬ夜にさらっと再読。

窓の外は、

いまから眠る人も

これから起きる人も

時刻は朝の5時です。

みたいな朝焼けがひろがっていた。


世界中が眠ってる時間が存在するって

誰かが言ってた。

そんな時間にひとりぼっちで

誰かを想って起きていたい。


ワタシも自営業(自由業あせる)なので

週末という概念が欠如している。


実家の父も泊まり勤務のある公務員で

休みは不規則だったし、

母と姉は美容業で火曜日がお休みだから。

ナースの友のNちゃんだって

シフト制だし。


したがって遠出をしたりするのは

きまって平日で

混雑とは縁がない。


週末のあるパートナーと過ごすようになって

金曜日の夜の甘さとほろ苦さを初めて知った。


いつも週末だったらいいのにって想う。

けれども本当にそうだったら

週末が週末でなくなるのも知っている。


話はそれますが

時間の概念がない人は

いつまでも

若い感じがする人が多いって気がする。


最近1週間が妙に早い。

夏ってあっという間に過ぎてゆく。

一番好きな季節は秋だけれど

夏はイベントが多くていい。

今夏はさっぱりでしたが。。。


ワタシのバカンスはまだ先になりそうです。

けれども実際のところは

誰かといる日々こそがバカンス。


永遠に続いたらいいって想う日々。

ケリのつかない

ネバーエンディングストーリー。


過ぎ去った昨日の夜も

もう物語の1ページ。

隣で寝息をたてている君の

健やかな寝顔にありがとう。


今夜は何を食べましょうかね。


いつになくポエミーなワタシより。





星空KIN91 青い宇宙の猿星空