SonarSound Tokyo2011 2日目 | Melodies From Mars

SonarSound Tokyo2011 2日目

5時に終わった初日。空腹に耐えかねて牛丼を食べると、東京駅近くのサウナへ行き入浴&リクライニングで就寝・・・

のはずでしたがッ・・・

妙に昂ぶった気持ちと、中途半端な疲労感と、近くのオッサンのイビキ。
そして、どう考えてもレッドブル飲みすぎ。

結局12時くらいまでゴロゴロしてただけで眠れず。

なんだか時間が余っちゃったので、昼食は東京駅地下の六厘舎(行列1時間待ちのつけ麺屋)

そして懲りずにレッドブルを摂取。

そんな感じで臨んだ2日目でした。

・・・

入場してすぐにハイネケンダークを飲んだんですけど、つけ麺とレッドブルで腹がパンパンだぜ・・・な俺は炭酸で膨れる腹がとにかく最悪で、もう自分の判断力が相当ダメなレベルにあると認識させられたわけですが。

程なくして、オープンリールを取り入れた異色のバンド、Open Reel Ensembleが始まりました。
なるほど、まだまだ知らない音ってのはあるなーと感心しましたが、もう一つ俺の好みとは相違も。

その後はMasakatsu Takagi。ほぼ映像とピアノの演奏のみ。映像は非常に良かったんですけど、ピアノの演奏の精度に少し引っかかりました。それでも面白いものでしたが。

腹が落ち着いてきたので、ここでDomeへ移動。Mwesleeです。
Rustieなどの曲もプレイしてましたし、かなり選曲がツボでとても楽しかったです。

そこからHiroaki OBA。シンプルなリフから組み立てていく感じでしたがもうワンパンチ欲しかった気がします。

で、その後がこの日最大の楽しみ、Dorian Concept
ウィーン出身。クラシックなど音楽理論をしっかり学んでいた人で、ジャズなど他の音楽のスキルも持っています。そんな人ですが、エレクトロ・ミュージックに目覚めてしまいました。

超絶テクと言えるレベルのシンセの鍵盤捌き。不思議なコードが飛び出すリフ。夢中でした。
Dorianのライヴの良さは、そのキャラにもあると思います。基本シャイっぽい人ですが、テンション上がってくると変な踊りをしたりしますし、すっごい良い笑顔です。このキャラは愛されてしかるべき!

そんなDorianの後は、Rovoという大所帯バンドを少し堪能し、続くKode9のDJで再びアップを始めると・・・いよいよオーラス、Battlesです。

Battlesは昨年にTyondai Braxtonが脱退。EPを出していた頃はまだTyondaiの存在感はそれほど大きくなく、あくまでもJohnのドラムありき、そして曲のアイディアありき、といったバンドでした。
が、MirroredというアルバムでTyondaiの存在感が大きくなり、それに伴いバンドの知名度も急上昇。
そんな最中、Tyondaiはソロ活動への専念のために脱退・・・と、ここまでの経緯から、現状でBattlesはどんなパフォーマンスをするのか予想がつかない状態でした。

3つの可能性がありました。1つはEP時代のような音作りに戻ること。2つ目はTyondai抜きでMirroredのサウンドを追求すること。そして、3つ目は・・・それらを棄てて新しいコンセプトを作り上げること。

まぁ、3人がどれを選んだのか、なんて一々確認しなくてもわかっていたはずでした。
みんなそうだと思います。
が、どうしてもMirroredを期待してしまう気持ちもあると思います。
みんなが知っているBattlesは、Mirroredだから、仕方ないですね。MirroredをきっかけにBattlesのファンになった人も大勢いるでしょう。

会場では、そのMirroredを望む気持ちが・・・ちょっと大きすぎたと思っています。
確かに新しい曲たちは、演奏のミスや詰めの甘い部分も散見されましたが、Johnのドラムは非常にエキサイティングで面白く、IanやDaveもおおっと思わせるようなプレイを見せてくれました。

やはり現在のBattlesはこの3人であって、Mirroredの頃のBattlesではありません。

アンコールの時、明らかにMirrored(というかAtlas)を期待したような空気が流れましたし、なんかベラベラ喋ってた外国の方もそんなことを言ってましたし。

でも、やっぱり彼らは新しいBattlesの曲を演奏しました。
観客のリアクションはやはり、もう一つでした。

なんというか、引き上げていく彼らは、ひどくガッカリしたような態度で・・・
何というか・・・

もし、Mirroredを知らず、全くの初見でのBattlesのステージがあれだったら、きっと拍手喝采で終わっていたと思うんです。
Mirroredありきで考えてしまって、何をやっても「で、Mirroredは?」っていう状況になってしまったのが良くなかった。

まぁ、仮にMirroredの曲をやっていたとしても・・・それはそこにいた人たちが望んでいたMirroredではないし、それよりも劣ることは確実でしょう。

昨日のUNDERWORLDを引き合いに出すと、あそこで聴いたBorn Slippyはあくまでも予定調和。リック不在でカールの歌もスタジオ録音とあっては、クオリティは本来のものに比べて劣ると言わざるを得ません(Born Slippyをやったことに対する批判ではありません。寧ろ肯定してます)

今回の件でBattlesが今後来日を躊躇うようなことにならなければいいな・・・と思う次第です。


そんな感じで最後はややモヤモヤしましたが、2日通してみるとなかなか過ごしやすくてパフォーマンスも面白く、いいフェスでした。
また次の機会があれば、参加を前向きに検討したいと思います。