日本は学歴社会ですから、未だに「受験戦争」という言葉が存在します。
現実が、そうです。
勉強ではそのように、子どもたちをランク付けしてふるいにかけて蹴落として選り好みするくせに。
どうしてスポーツの世界では勝負を避けたがるのか不思議です。
中学生からこんな話を聞きました。
市の中総体において、「かっ飛ばせー○中!△中倒せーオー!」というおなじみの応援合戦が禁止
となったそうです。
「かっ飛ばせ」とは何事だ。
「倒せ」なんて相手方に失礼だ。
というのが、某教育委員会の見解だそうです。
イミフメイですけど…?
え、だって勝負でしょ。
真剣勝負でしょ。
中総体って、勝った者だけが県大会に行けて、その後東北大会に出場できて、うまくいけば全国大会にまで行けるってものじゃなかったんですか?
それを言っていたらキリがないでしょ。
じゃあ仙台市内にある3つのプロスポーツチームの応援も行っちゃダメってことですか。
中総体の比じゃないほどひどい言葉を相手チームに浴びせているじゃないですか。
スポーツの世界においては必要なことらしいですよ、こういう応援って。
相手を敵と認識することによって本当の力が出せるようになるとか。
心理学的にはそういうことらしいです。
ある中学校の体育教師が教育委員会からのそのお達しにキレ、「かっ飛ばせー」だけは何とかOKにしてもらったということになったらしいですが。