こんにちは。

 

このブログでは、もう何度も書いていることなので、

しつこくて大変恐縮なのですが、

大事なことなので、再び書かせてください。↓

 

矯正をするなら

日本矯正歯科学会の「認定医」かそれ以上の資格をお持ちの先生のところに行ってほしいです。

 

例えばMEAW(GEAW)の講習を受けただけのような

一般歯科の先生に矯正をお願いするのは、

よくよく考えてからにしてください。

(くわしくは、こちらの記事を見て頂けると嬉しいです。)

 

そしてここからが、今日の本題です。

 

ある方が、

歯列矯正の経過(←おもわしくない方向に進んでいる)

について動画投稿をしているのを、

少し前から視聴させて頂いていました。

 

この方は上顎前突を治してもらいたくて、

一般歯科の先生のところで、

3年前に矯正を始められたようです。

 

開始後2年ぐらいで

「正中線のずれ」などの問題が

出てきたため、

セカオピに行ったりもされたものの、

結局、最初にお願いした先生に

そのまま治療を継続してもらっていました。

 

ところが、治療継続の数か月後には

「抜歯の隙間を閉じないまま」

矯正終了と言われてしまったそうです(↓)

 

 

 

ひどい話ですよね。

こんな無責任な治療放棄、納得できないですよね。

(でも、残念なことですが、

似たようなケースをネット相談でよく見かけます。)

 

で、不幸中の幸いといっていいのか…

この方にはとにかく行動力がありました。

泣き寝入りするのではなく、

治療費(の一部)返金に向けて、

やるべきことをされていました。↓

 

 

 

返金されたお金で、別の医院に転院して、

矯正治療を完了させるおつもりだそうです。

 

「天は自ら助くる者を助く」

という言葉が思い浮かびました。

 

プロである(はずの)歯科医を相手に、

素人である患者が一人で相対して交渉するのですから、

それはもう、緊張と疲れで

胃が痛くなる思いだったでしょうに、

この方はよくがんばりました。

 

私も見習わなくてはいけないなあ、と思いました。

 

私自身は今のところ、

矯正先を転院する予定はありませんが、

この先、歯科とは限らず、

例えば医療事故が起きて、

(或いは例の毒歯科医の不法行為により)

示談交渉をするような事態に

巻き込まれる可能性がゼロとは言い切れません。

 

そこで、将来の、万が一の時のことを考えて、

動画の方の行動力の中身を、ここにメモしておきます。

 

★ まずは、目標設定。こんな感じだと思います⇒「治療費を最大限返金してもらう&そのお金で転院して治療を続ける」

 

そして、この目標からぶれずに、

 

★ ネットの掲示板で情報を集める。

★ 歯についている矯正装置は、示談が成立して転院先が決まるまでつけたままにしておく。

★ 転院を視野に入れたセカオピ相談(複数)にいく。

★ 相談先の先生に「あり得ない歯の動かし方」と言われたことなどを前提に、担当医と返金について交渉。

★ 消費生活センターにも、医療ミスへの対応について相談。

 

「(歯科)医師」と「患者」の間の交渉ごとって、

ただでさえ、

素人である患者にとって不利だと思うのですが、

その上、現行法では

医師の立場は不当なほど強固に守られているんですよね。

まさに難攻不落。

←この点に関して、法改正が必要だと個人的には思っていますがここでは深入りしないことにします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

そして、

リンクを貼らせていただいた

はの【歯列矯正のおとも】 さん、

為になる動画を配信して頂いて、

ありがとうございます。

よい先生が見つかり、矯正治療が無事に完了することを、

心より願っております。