こんにちは。

 

卵巣嚢腫(デルモイド)ができたことがきっかけで、

最近、お医者さんが書いているブログを

訪問する機会が増えました。

 

それで、今日なかなか興味深い記事を

見つけました。↓

 

 

お医者さんの立場から、

医者と患者の間のコミュニケーション問題について

書かれている記事で、とても勉強になりました。

ありがとうございます。

 

大変僭越ながら、時間のない方のために

記事の内容を要約させて頂くと、

こんな感じです↓

 

”薬が効かなかった”とか”良くならない” というと、

キレたり、脅してきたりする医師がいることもあるが、

それは「自分を否定された」「ダメ医者だと迫られている」と感じるから。

 

だから、めんどうでも伝え方に気をつけて、

例えば、

”先生がすごく考えてくださって、このお薬が良いと処方していただいて感謝しています。ただ、残念ながら、私には合わなかったようで、薬疹がでたり、眩暈、眠気が強くでました。他に方法はないでしょうか?” 

のように言ってみてはいかが?

 

さらには、根本的に横柄な医者もいるのだが、

そういう人は承認欲求が強いので、

褒めることで簡単に”いい先生” に変わることもある。

 

 

私の今までの体験から言えば、

歯科コミュニケーションに比べれば、

医学部卒のお医者さんとのコミュニケーションは

それほど難しくない、

と感じていたのですが、

それは単に私の運がよかっただけなのかも

しれないですね。

 

お医者さんにも、プライドが高くて

コミュニケーションしづらい方が

いらっしゃるのですね。

 

そして患者側には、

歯科でも医科でもどちらでも、ご担当頂いている先生が

「自分を否定された」「ダメ医者だと迫られている」

ように感じないように、

細心の注意を払って言葉を選ぶことが

要求されているのですね。

 

わかりました。努力します。

 

ただね、

(歯科)医師・患者間のコミュニケーション問題を

改善するための努力を、

患者だけに期待されるのも辛いな、

と本音では思っています。

 

先生も人間なのだから、

評価されること、褒められること、感謝されることを

望んでいる、というのはわかります。

 

でも、患者が

「決められた治療費を(値切ることなく)お支払い」

しているのは、

先生のお仕事に対する「相応の評価」と

「感謝の気持ち」の

表れでもあることを、

少しは理解してほしいな、と思います。

 

毎回の診察の最後に

「ありがとうございました」と言って退室する、

それだけでは足りないのでしょうか?

 

それに、患者自身も人間なので、

評価されること、褒められること、感謝されることを

望んでいます。

 

しかし、

決して安くはない治療費を支払いながら長年通院しても、

めんどうくさいゴムかけをがんばって続けても、

痛くて見た目の悪い治療を我慢しながら続けても、

評価されること、褒められること、感謝されることなんて

ないんですよ?

 

「処方された薬の副作用がつらいので、他の薬はないのか」

「当初予定していた治療期間は過ぎているが、あとどのくらいかかるのか」といったことを尋ねるのに、

なんで患者ばかりが、

こんなに気を遣わないといけないのでしょう?