以前のブログで、
ブログ訪問者の方々のご協力を得て
「MEAW矯正」に関して
「危ない先生あるある」リストを作成し、
注意喚起させて頂きました。
(その記事はこちら→MEAW矯正って ー続きの続きー)
その後、次のようなメッセージを頂いたことがあります。
「セカンドオピニオンに行った先生が、
リストにかなり当てはまる気がするけれど、
そもそも、その先生が
『MEAW矯正』をやっている先生なのかどうかが、
よくわからないんです」
そうなんです。
MEAW派の先生の中には、
「当クリニックではMEAWというワイヤーを使って
非抜歯で矯正しています」
と、大きく宣伝している先生がいるかと思えば、
HPのどこにもMEAWという言葉は使っていないけれど、
「蓋を開けてみたら、MEAW派の先生だった」
という場合もあるんです。
例えば、私が「変な毒歯科医」と
さんざん言っている歯科医は後者に当てはまり、
どこにもMEAW/GEAWとは書いていません。
ちなみに、
GEAWというのは、ゴムメタルアーチワイヤーのことで、
MEAWの発展型(?)と言われています。
このGEAWでは
MEAWのような複雑なループが必要ではないので、
GEAW矯正の場合の装置の見た目は、
普通のワイヤー矯正の場合と区別がつきません。
つまり、
HPのどこにも
MEAW(またはGEAW)矯正とは書いていない先生が、
GEAW(ゴムメタルアーチワイヤー)を
使っている場合、
その先生がMEAW/GEAW派なのか、そうでないのかは、
本当にわかりづらいと思います。
そこで、
MEAW(またはGEAW)という言葉を使わずに
MEAW/GEAW矯正派の先生を見分けるためには、
ここを確認してみたらいいんじゃないかと
思われるものを挙げてみます。(↓)
☆「オーストリア咬合学」(「シークエンシャル咬合理論」「スラバチェック教授の理論」とも言う)をベースに矯正を行うとしている
☆ 「噛む機能を損なわないため」として非抜歯矯正を推進している(実際には、「抜歯矯正」を行う技術がないが故の非抜歯矯正である疑いあり)
☆ 神奈川歯科大学の佐藤貞雄教授が恩師(直弟子でなくても、系統をたどれば行きつく関係にある)
☆ キャディアックスという顎運動機能検査器を使う
初診相談やセカンドオピニオンに行ってみようと
考えている先生が、
もし、「MEAW/GEAW矯正派の先生なのかな」と
思われる場合には、
その先生の考え方、性格、知識、
そして「認定医」資格の有無が
「危ない先生あるある」リスト
と重なりすぎていないか、
よく確認してみてくださいね。
リストであてはまる数が多すぎるときは、
矯正をお願いする前に、
その先生で本当に大丈夫か、
十分にご検討されることをお勧めいたします。