今、歯列矯正をしています。
もう4年目ですが、もう少しかかるかな。
「毒親あるある」の上位に入るものとして、
「毒親はヘルスリテラシーが低いので、
こどもは幼少時から虫歯だらけとなり、
大人になっても歯のトラブルに苦しめられる」
というのがあるのではないでしょうか。
私も例にもれず、幼少時から虫歯だらけでした。
毎年、幼稚園・学校の歯科検診に引っ掛かり、
(そのおかげで、
つまり公的に治療の要請があったので)
虫歯治療はしてもらえました。
特に乳歯は虫歯がひどすぎて、
何本も抜歯となりました。
抜歯のあと永久歯が生えてくるまでの数年間、
入れ歯をしていました。
(正確には「保隙装置」というものだったと思いますが、
親は「入れ歯」とよんで、楽しんで?いました。)
幼児・小学生が入れ歯ですよ。
学校では周りに気づかれないように
細心の注意をはらってがんばりましたが、
そのうち、一人の男の子に気づかれて、
思いっきりひかれました。
(優しい男の子だったのでしょう。
他の人に言いふらしたりしませんでした。)
もし、自分がわが子を
こんな目にあわせてしまったら、
申し訳なくて涙が出そうです。
でも毒親は
「この子、入れ歯してるのよ。
入れ歯、高かったのよ。」
と親戚に言いふらし、
「(親戚の)○○ちゃんが見たいと言っているから、
入れ歯、見せてあげて。」
と言ってきました。
小学校低学年で入れ歯は卒業となりました。
その後、中学校の歯科検診では
「不正咬合(過蓋咬合と軽い叢生)だから
歯科で矯正について要相談」
という紙をもらい、
私も「矯正したい」と言いましたが、
「歯列矯正はお金がかかるから」という理由で
してもらえませんでした。
このこと自体はいいんです。
「家にお金がなかったから」というより、
正確には
「家にお金がなかったわけではないが、
子どもにはお金をかけたくなかったから」
が理由だったとしても。
ー 続く ー
ーー 追記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
低年齢のお子さんで、
ひどい虫歯がたくさんあるのに
治療を受けさせてもらえない場合は、
「毒親による不適切な育児」のレベルを超えた
「虐待」の可能性があります。
もし、
身の回りでそういうお子さんを見かけたら、
学校の養護の先生に
相談するように言ったり、
地域の福祉事務所と
連絡をとったりするなどのご対応を
お願いいたします。