【プロローグ】
本国(イギリス)からVIPが来日するとのことでしたが、apfelはフツーに自分の仕事をしておりました。
心の声:自分にはカンケーねぇからね。
自分の仕事をしておったところヘルプが入り、急きょapfelがVIPの対応をしなければならないことになりました。
心の声:出勤しているのがapfelだけだったので仕方なくね。
ま、しゃーないね
と思いつつ、VIPがいるという会議室のドアを開けたところ
まさかのまさか

入社の日からスルーし続けられている有資格者の妖怪、失礼いちおうオッサンがおりまして。
apfelをみるなり
なんでオマエがここにきてんだ
って、なんだか焦ってるんですね


心の声:オマエの小汚たねー見てくれをなんとかしろっ
一昨日きやがれっ!

妖怪の表情から
コイツなんか隠してんじゃねーか?
後ろめたいことしてんじゃねーか?
って感じました



会議室の妖怪が座っているブロックだけが空気が澱んでいて、ゾッとしました

apfelは妖怪から透明人間扱いなので、コチラも透明妖怪人間扱い(無視)することとし、来日しているVIPを直接ご案内したんですわ。
心の声:邪悪な妖怪にはapfelの姿は見えないのでしょう。
それがよっぽど腹だったんでしょうね。
心の声:じあたま悪いくせに、プライドだけはチョモランマより高いからさ

【ここからが本題です】
んなことがあり

業後エスケープしました。
ココは日本橋ではございませんのよ。
羽田空港の国際線ターミナルでござる。
緑のたぬき(
東○都○事ではございません)ならぬ、緑の全日空でどこかにテイクオフ
するっきゃねーだろ








翌日VIPのランチイベントがありました。
立食形式です。
apfelはジュースをこぼしてしまった方と一緒に床を拭いていました。
そのゴミを捨てている時に、突然 背中越しに怒鳴り声が

急いで!
VIPにコーヒーをお注ぎしてっっ
(キーーーッ)
心の声:だったら忖度ばっかしてるオマエが注げよ

この怒鳴り声聞いた時に、apfelに向かって怒鳴ってんだな
と直感的に感じたんですよ。

apfelにコーヒーサーブを依頼するのは、状況的に間違っていると思うんです

誰が床を拭いた手でコーヒーをサーブされたいですか

衛生的な観点からお断りします

失礼じゃないですか

それも、面と向かっては怖気づいて言えないもんだから、屈んで背中向きの時を狙って暴言を吐く。
いちばん卑怯なやり方です。
VIPがいるというのに、みんなの前で怒鳴り散らすっていうのもスマートさに欠ける。
背負い投げしてやろかっ

という衝動に駆られましたが、バイネームでなかったのでスルーしました。
心の声:透明妖怪人間が言っていることは聞こえませーーん

apfelはホステスとして入社しているわけじゃありません。
気が利かない(自分を立ててほしい)なら、ご自身の秘書を雇うか(apfelは妖怪の秘書じゃねーから
)、プロのホステスさんを時間で雇った方がいい。

心の声:ミソジニストには毎回頭を悩まされる

100歩譲って、apfelに言ってなかったとしても
心の声:それはないな。悪意で満ちあふれていたから

ランチビュッフェで、こんなこということ自体にびっくりですけどね






旅の前は日本食で腹ごしらえだべ



心の声:穴子がデカくてびっくらこいた~
発作的にアインシュタインの真似して、自撮りしているapfel
天丼とそばを存分にかき込んで満足じゃ
心の声:完全ニネジブッ飛ンデ壊レトル
髪の乱れっぷりから疲労感が
心の声:ワタクシのアイコン、アインシュタインなんでござる
話を元に戻して
コロナ時代の名残りでしょうか

コレ、ギャレーで温めてもらうことできるかな

一人旅なもんで、シュニッツェルの分はない。
腹が減っては旅はできぬってことで、コチラも追加ですべて購入

さて、apfelはどこの国にエスケープしたでしょうか


最後までお付き合いいただき
ありがとうございます
