私は、音楽を心から楽しいと思える子供を増やしたいと中学生の時に誓い、今の仕事をしている。そして今も研究中だ…

 大学の教育法の授業で、小泉文夫の「おたまじゃくし無用論」を知り、なるほどと思った…

「別に音楽は音符だけが全てじゃないよな」と…


 しかし、現場に立ち、子供に耳を傾けると、子供は
「楽譜が読める=音楽ができる」
「楽譜が読めるようになりたい」
と思っていて、理想と現実問題の差に愕然…

 これが現実なのだ…

 確かに楽譜が読めても音楽の才能があるとは限らない。
 また、楽譜が読めなくても音楽家として活躍している人もいる。
 楽譜が全てではないが、子供の気持ちに寄り添うと、やはり楽譜は読めるようにしてやりたいと考えるようになった。

 9月から子供たちがどう成長していくか気になるところだ…


 指導者の道は何とも険しい…