北海道の中心で広告を語る -7ページ目

最近の面白い話。

最近、面白い話を耳に挟んだので紹介します。


北海道で有名な人気商品を扱うお土産販売店さん。

ここ数年で急成長し、TV等でも紹介され売上も右肩上がりでした。

そこで、さらなる売上増を目指し、今の時代はネットだという事で
全国販売を打ち出しました。


すると・・・・・・・


始めた当初は良かったものの、最近では売上は右肩下がり。


なぜでしょう。


普通に考えると、人気商品ですから売上は右肩上がりと
考えますが、全国販売にし、しかもネット販売変えた影響で
いつでも買えるという心理から、お客様が離れてしまったようです。

今までは、あの店でしか買えない。
北海道でしか手に入らないというブランドを自ら壊してしまったようです。。。


話は変わって、昔のバイクブームの時代。
当時のバイクはスピード志向で、レーサーレプリカが人気だったようです。

取り回しのよさと精悍なスタイルの一番人気のバイクがあったようですが、
メーカーとしてはあくまでも男性向けの戦略でしたが、意外にも女性に
よく売れたそうです。


$北海道の中心で広告を語る-バイオシャーク asatan



そこで気を良くしたメーカーは、より女性に受けるように
スタイルをマイルドにし、カラーをパステル調にフルモデルチェンジ。

しかし、その女性向けにモデルチェンジしたのが裏目に出て、
人気は下降してしまったそうです。


なぜ、その商品が売れているかの見極めができずに、
安易な考えで戦略を方向転換してしまい、失敗した事例です。


なるほど~と思わずうなってしまいました。

新しいチャレンジは実行してみないと分からない部分も多々ありますが、
重要なのは何が根拠に売れているのかをしっかりと見極めて
チャンレンジする事ではないでしょうか?


【担当者/岡田】


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