今回のテーマは【運】です。

 2010年10月上旬、ラスベガスに行きました。参加した多くの社長に
 「どの台が出ますかね?」と、スロットマシンの“出そうな台”を
 聞かれました。

 私は、この台、あの台とお教えしたのですが、最高に出たのは、
 元手27$で1,000$でした。

 なぜ、出る台がわかるかというと、私はずっと、台を見て研究を
 しているから。台の顔を見れば、出るか出ないかがわかるのです。

 100$で2,000$出たこともありました。大概の人は満足して、そ
 こで終わりにしますが、私はもう一回出ると読み、もう一回やって
 また1,000$!出たのです(笑)。

 運は不平等なのです。お金は、淋しがりやなので、お金を持って
 いるところに寄ってくるのです。



 
 【運】

  不平等です。強い者の周りに、自然と集まってくる。
 運は自ら呼びよせられるものである。「そうは言っても」とか、
 「そんなことはない」と言う人には運のつきようがない。
 運のいい人、いい会社、いい物など、運がいいと思うものと付き
 合えば、自分にも運がつく。
 運がつくことを「ツキ」と言い、運がなくなることを「運の尽き」
 と言う。

            (株式会社武蔵野 代表取締役社長 小山昇)


  
 多くの新卒就職希望者の中から選ばれて、今の会社に入社できた
 人は、みな「運がいい」のです。自分が「運がいい」と思って仕事
 をしている人と、「運が悪い」と思ってしている人とでは、同じ仕
 事をしていても、違うのです。

 昨日、現地見学会のあと懇親会があり、店を出て帰ろうとしたら
 そこに10円落ちていたのです。昨日は給料日で、家内の給料を数10
 万円持っていたので、本当はすぐ帰ろうと思っていたのですが、
 「今日はついている」と、そのままパチンコ屋さんに行ったのです。

 だって、給料日に10円拾っちゃったんだからぁ~(笑)。
 「5,000円で帰ろう」と思って、冬ソナ台に座ったら、3,000円で大
 当たり!早く帰らなきゃいけないのに、なかなか終わらなくて(笑)、、。

 このように、お金を拾ったら「ついている」と思わなければ。。
 みんな、10円拾いますか? 1円は? 私は、ゼッタイ!拾います。

 だって“ついている”のですから。年収500万円もない人が1円玉を
 拾わないのに、年収4,500万円の私が1円玉を拾っているのですよ。

 昔、10円玉を入れてかける公衆電話がありました。私はヒマな時、
 その公衆電話の硬貨返却口に指を入れていました(笑)。特に、駅の
 ホームにあった公衆電話には、必ずお金がありました。

 電話をしている最中に電車が来たら、電車に乗る方を優先して、
 硬貨は置いて行っちゃうからです。ついでに、私は、自動販売機の
 下も覗いていました(笑)。

 お金は、淋しがりや。だから、お金のあるところに集まるのです。

 10数年前、わが社の社員忘年会を新宿歌舞伎町でやった時、始まる
 までまだ1時間くらい時間があったので、パチンコ屋さんに入りま
 した。

 そしたら、本当に一発目の玉がパチッ!と入り、【777】のカクヘン
 (確変…確率変動、決められた図柄で大当たりした時、次の大当たり
 まで、大当たり確率が高くなること)が出たのです。

 ガンガン玉が出て「マンガよりすごい!」のを目の当たりにしなが
 らも、開始時間は迫ってくるし、「このまま居て5,000円の罰金を
 払って遅刻しようか」とも思ったけれど、5,000円払った上に謝らな
 きゃならないし、と思い直し、“カクヘンが出ているのに”

 「すいません、やめまぁ~す」と、出てきたことがありました。

 その後も「一発目で入ると良いな」と思いながら行って、本当に
 入ったこともあります。パチンコ屋さんに行くのにも、ちゃんと
 シミュレーションしなければいけません。しなければ、負けます。

 運というのは不平等です。平等には行きません。

 運は、自分で持って来なければいけません。

  そうなるには先ず自分は運が良いと強烈に想うことです。
 最高に良いイメージを常に持っていることが大事なのです。
 素直で前向き、明るい笑顔で勉強(仕事)好き。
 これを継続できる人。そんな人は運を呼び寄せます。

 自分で持ってくることを「強運」といいます。


 「運」だって、運の良い人と悪い人がいたら、良い人のほうに行き
 たいに決まっています。「運」だって選ぶ権利がある。選ばれない
 人を、「運の尽き」といいます。


                     ある朝の早朝勉強会にて

                                       株式会社武蔵野 小山昇ブログより