誇り
すべてのものごとの基礎となるのが
基準ですね
水準や標準というように
比べたり評価したりするための
基でもあります
商品やサロンのサービスにおいても
その提供者側の決めた基準によって
お客様の
評価が決まります
商品でしたら
使用材料や商品の安全・信頼・耐久性など
耐久性などは
お客様のいろいろな使用方法を
想定して基準を作ります
例えば
ラメアイラッシュなどは
洗顔やお風呂などを想定して
80°以上の熱湯に浸したり
激しい水流に一定時間さらし続けても
ラメが簡単には、はがれないように
とか
サロンサービスでは
衛生管理基準
これは保健所の基準を守り
応用しなければなりませんが
安全基準や
技能基準、それに
接客基準などは
各々が独自に設定しなければなりません
特に
技能基準は
手技を中心とするサービスでは
その水準によってお店への評価も
変わってきます
この
基準レベルを上げると
当然、新人スタッフのデビューするまでの
期間が長くなります
基礎技能練習(モデル施術練習をするまで)に
約300時間以上
(帰宅後の練習時間(課題練習)は含まず)
そして
基礎技能基準を満たすと
モデル施術練習が始まります
たくさんのモデル練習が始まる前に
まず、私が初モデルとなり
いろいろなレベルを見ます
(その日は、娘にすごく気味悪がられますが・・)
その後、さらに
2~300時間以上の
2次技能練習を経て
デビューの為の基準を満たしているかどうかの
試験に挑みます
当然、人様に施術させて頂くレベルですから
基準はさらに高く厳しくなります
ここまでで
試験が合計5回
ただし
各試験を1回でクリアできる練習生は少ないので
追試を含めて
8~10回程度の試験は経験することになります
そして
めでたくデビューした後も
最低半年間(700名以上)は
実習が続きます
ようやく
プロレベルの基準を満たした者が
新たな試験に挑戦します
講師や先輩たちは
出来れば全員を早くデビューさせたい!
そんな思いで一生懸命なのですが
試験をクリアできなかったり
「まつげエクステが、ここまでとは思っていなかった」
と感じる人など
基準を満たせず離れる人も多くいます
歴史も浅く3年に1度は叩かれる未成熟な
業界は、まだまだ統一された基準が出来ていませんので
このような基準を低いと見るか高いと見るかは
お店や会社それぞれの目的と考え方で
見方も大きく変わってきます
ただし、
まつげエクステンションは他の美容手法とは違い
マシンに頼らず手技力によるところがとても大きく
また
非常にリスクが高い部位をお預かりするサービスですので
講師をはじめスタッフ全員が、
常に、まだまだ、という気持ちを
持ち続けることが大切で
だから
その気持ちが、今でも上がり続けている当社の基準を
支えているのでしょう
そして
こうして
努力して
苦労して
デビューした時の
感動はとても大きく
練習量に対する
「自信」と
誰にでも出来るものではないという
「誇り」が
生まれてくるものなのです
そして
その
自信と誇りは
必ず
大きな
感動
となって
広まっていきます。
今日は
マジメか!