日本のモノ作り
弊社では
オリジナルのメイン商品として
ラメアイラッシュ(ラメエクステ)とジュエリーアイラッシュ(ジュエリーエクステ)などの
キラキラものを
ご提供させて頂いておりますが
もう2年以上も前のお話なんですが
お世話になっている社長さんに
「ここで作ってもらったら」と
いうことで
信頼できる中国の会社をご紹介していただきました
中国は大連から飛行機で約1時間
青島の工場(青島とかいてチンタオ)まで
技術指導に行くことになりました
青島国際空港から高速道路を
(だだっ広い平野を高速道路だけはしっかり作られておりました)
120キロぐらいで走ること約1時間
到着したのが
まつげの工場群でした。
民工と呼ばれる、どう見ても13~14才の少女からおばちゃんまでの
女性ばかりが、たくさん働いておられました
特に機械もなく、全てが人海戦術の手作業で
黙々とお仕事をしておられました
その中から特に手先の器用な民工さん5名が選ばれ
その人達に
デビュー間もない弊社のラメアイラッシュの製作指導をした訳です
当時のラメアイラッシュは初期のバージョンⅠというタイプでしたので
今ほどクオリティが高くなかった(エクステ毛にただラメを付けてるだけ)
のですが・・・
民工さん達は、熱心に何度も練習をしていただいたのですが
なかなかうまくいかず
工場の社長さんが、
今はこの程度ですが工程も分かったので
すぐに、ちゃんとしたものが出来ますよ!
と、
その日の晩は地元の料理店で歓待を受けました
(本物の中華ですよ)
当時は地元の民工さんのお給料が日本円にして月8000円程度で
(今はもっと上がってるようで、上げないとすぐ工場を辞めちゃいます)
これは、安く上がるわ~
と、思って期待したものでした。
それから
約2ヶ月後、
ようやく出来ました。と言うことで
送って頂くと
剥がれたラメと大量のエクステ毛
すぐに連絡して考えられる原因を伝え
作り直しを依頼
またまた来たのも変わらずで
何度やってもダメなので
結局、製造委託はあきらめて
今に至るわけなのですが
おかげで
うちのメイン商品は
ず~と、メイド イン ジャパン
こだわるものだから
今では、あの当時のものとは
材料も接着剤も工程も、全てがまったく違って
カタチや耐久性も別物ですが
製造コストは高くつくけど
自分とこで作ってる強みで
常に改良できるし
いろんなニーズにも応えられるので
結果的には、これでよかったかなぁ~と
先日のBWJにて
良く似た海外産(中国製の韓国経由)が販売されていました。
うちの商品だと思って
購入された顧客サロンさんが
「買った先からラメがポロポロ取れちゃって~」と、ご連絡くださって
それを聞いて
2年前の中国でのことを思い出した次第でした
ちなみにジュエリーアイラッシュに似たものもありましたが
ストーンの貼り合せ部分がひどかったなぁ
スワロフスキーじゃないし・・(スワロと書いてるけど)
エクステは
繊細でハイクオリティな技術、
これでもかと言うくらいのきめ細やかなサービスと
おもてなし
モノ作りも同じですね
頑張れニッポン製

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