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オランダ・エールディビジ編の
続きとしてオランダでの
プレーヤー(U-12)にフォーカスを
当てて書いて行きたいと想います。
最近ではバルセロナが
FIFAから受けた補強禁止の制裁は
疑問もありますが
やはり一番は
カンテラ出身の選手が
スターティング
リザーブを含め7割以上を占める
ことが望ましいのでは
ないでしょうか？
私はオランダに行き
1番驚いたのはかなり狭い
範囲でしか選手を獲得せず
その中でしっかり
スカウティングし
1カテゴリーが15人の中で
激しい競争が
行われたことでした。
日本は越境入学が盛んであり
あるローカルの高校では
スターティングはもちろん
リザーブまでが県外の
プレーヤーである事も多々あります。
そして強豪チームであれば
1カテゴリーが
300人を超えるもチームもあり
かなりの大所帯で
名前すら覚えて貰えず
卒業、退団することもあります。
オランダは代表チームを見て
頂ければわかる様に
人種も様々で
ゲルマン系
スリナム系
トルコ系
モロッコ系
などが多く平均身長も183cmあり
かなり身体的に恵まれています。
当時、私が初めてチームに
合流した時に
U-12のカテゴリーに
入ったのですが驚きしかなく
GK(ゴールキーパー)が190cm
センターバックが185cm
トップが187cm
とこの時点でトップチームか？
A代表か？と見間違うぐらい大きく
サイドアタッカーは2人とも
ドレッドヘアで
オランダ陸上協会も目をつけており
100m11秒切る速さで
日本のU-12では考えられない
身体能力でした。
TM(トレーニングマッチ)は
すべてU-16、U-18の
カテゴリーとしかしておらず
公式戦を含めて200試合以上
無敗でヨーロッパのトップに
君臨していました。
そこではたった90分間の間に
高い精度、高負荷の
イタリアとはまったく違う次元の
トレーニングを行われていました。
まず
オランダではGK(ゴールキーパー)は
とても人気の高いポジションで
交代にポジションに入り
フィールドプレーヤーも
GKをやる事があります。
1人1人が正GKの様に反応もはやく
かなりのレベルでした。
(地域トレセンには入れます)
ここで気づいたのは
オランダGKの足元や
ビルドアップの上手さは
こういう所から来ているのだと
想います。
日本では
GK＝人気がない
の図式がありましたが
オランダでは
1番人気のポジション＝GK
身体能力が1番高い＝GK
の図式であり沢山の
名GKを輩出しています。
アンダー世代から
素晴らしい芝生で
トレーニングしており
やはり怖さや痛さを
経験する事も少ない為
セービング
フィステイングの技術の高さに
直結していると想います。
トレーニング施設の重要性や
その施設やクラブハウス
建設費用捻出などの
クラブ経営の素晴らしかを
垣間見る事になりました。
オランダでのクラブハウスは
ちょうど新築されたところで
10億円以上の金額が投入されており
この資金の捻出はたった1人の
プレーヤーを移籍させた
移籍金(当時で24億円)で新築されたと
聞き本当に驚きました。
ちなみにですが最近の
世界市場では
トレーニング施設などの充実が
選手の移籍時の
基準値になっていますが
当時の日本には
その観念はまったく無く
クラブハウスさえ微妙な感じでした。
ちなみにスタジアムは当時から
芝生が自動に入れ替わり
芝生の下に床暖房の様なモノを
完備し雪の際でも最高の状態で
プレーする事で
身体への負担、怪我も減る事で
1年を通してプレー出来るので
チームとプレーヤーが
WIN-WINの関係を保てていました。
オランダ編まだまだ続きます。
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