アプリ：１歳になったばかりの頃 ＠実家庭
父の日に寄せて...
アプリが我が家にやってきて間もない頃
(あぷ母もまだサラリーマンしてましたからお留守番っ子の頃)
あぷ母の父 つまり
アプリにとっての じぃちゃま（あぷ爺）が
60歳以上の元気な方達が集まり
歴史やボランティア活動などについて学ぶ
生涯学習の場「大人の学院」の文集に綴った作品を
このアプリのBlogで ご紹介させてください
長い文章になりますが...ご了承ください
と、その前に...
じぃじに挑むアプリ
前脚を取られるアプリ
ppp
抱え込まれるアプリ
何気に首を絞められていたアプリ 
ワンプロ？を楽しんだのは
アプリというより じぃちゃまですね
アプリも1歳お転婆ざかり
じぃちゃまも若かった
懐かしい大切な写真です...
『はじめてのペット』文：あぷ爺
我が家は私と妻と娘の三人家族であったが
娘は縁あって嫁いだので
今は二人きりの生活である。
二人だけになって
寂しいとか物足りないとか
思ったことは一度もない。
ただしその事を妻に確認していないので
本当はどうなのかは不明である。
娘夫婦は共働きで子供がなく
ここも二人だけの生活となっている。
婿の〇〇は気持ちの優しい誠実な男であり
親として心配するところは何もない。
両家はペットの種類を問わず
飼育の経験はゼロである。
妻は編み物教室に通って三十年近く
結構腕は良さそうである。
友達も多くあちこちから電話やメールが入って
愛車の軽四でよく出かけている。
その友達の一人は県外在住で
相当の山ガールである。
山に限らず
普通の観光旅行にも頻繁に行っている。
そんな彼女の誘いで
出羽三山・屋久島・大雪山などへ
行ったかと思うと
足かけ数年をかけ
西国板東秩父百観音霊場巡拝
するなどしているが
現在は甲斐百八霊場巡りに
チャレンジ中である。
私は六十六歳で勤めをリタイヤした。
運動不足解消にと
ゴルフ練習場へ足しげく通っていた時
知り合った方がたまたま勧学院大学院生で
私に入学を勧めてくれた。
それが縁で応募したところ
二十五期生として
入学を許可され現在に至っている。
二十五期生は男女合わせて三十八名であるが
皆さん さすがに立派な方ばかりで
私は心から尊敬し
お付き合い願っているところである。
さてそんな両家にとって
はじめてのペットが来る事になった。
娘夫婦からペット（犬）を
飼いたいと相談があったので
私と妻は
「飼うのは大変だよ、飼い主の責任は重いよ！」と
飼うのを思いとどまるよう説得したが
娘はどうしても飼いたいと言って引かず
それから数日して
ペットを迎えることにしたと連絡がきた。
ペットの犬種は
大型犬のバーニーズマウンテンドッグ
平成二十四年四月二十五日生まれ
生後約2ヶ月半で体重四㎏の雌
名前は正式にはアプリル
通称は「アプリ」にしたと言ってきたのである。
私は大変なことになってしまったと思った。
妻は犬が怖くて可愛いとは思っても
触る事も出来ないのを知っていたし
犬を飼うなら娘のところには
行かないと言っていたからである。
娘夫婦の家は我が家から近く
妻は平日にときどき料理を作って
嬉しそうに届けに行っていたのに
こんなことで
仲たがいされてはたまらないと心配したが
娘から一度でいいから
アプリを見に来て欲しいと言われ
渋々行ったところ
一目でアプリを気に入ってしまったようだ。
どうやら娘の策略にはまったらしい。
娘夫婦たちは勤めだから
昼間アプリが一人？になってしまうのが
可哀そうだと言って
妻はおやつを作って出かけて行き
世話をしている。
ウンチやオシッコの始末もせっせとやっている。
アプリも大変な甘えぶりである。
この十月末で体重二十一㎏にまで成長したが
まだまだ幼犬でしぐさはとても可愛い。
私と妻の会話の中にも再三アプリが登場する。
それがまさにペットの持つ力の大きさかと
改めて感心している次第である。
はじめて飼うペットが招いたこの小さな幸せが
一日でも長かれと願っている。
アプリがやって来た日の午後
わんこ大好きじぃちゃまが早速我が家に...
私たち夫婦を差し置いて笑
いちばんにアプリとのツーショットを撮られました！
ヤラレタ～
『 はじめて飼うペットが招いたこの小さな幸せが
一日でも長かれと願っている。』
ううん、じぃちゃま
小さな幸せなんかじゃなかったよ
他には例えようのない
大きな 大きな 大きな幸せ...でした
アプリの後を追うように
じいちゃまが 旅立って早半年...
じぃちゃま
これまで アプリのこと
私たちのこと
本当にありがとう
私たちが行くまで
またまた アプリのことをよろしくね
きょうのこの記事を 尊敬する私の父に捧ぐ...
そして 父の生前の家族への尽力に心から感謝するものであります
投稿後記 
アプリを迎えることで
あぷ母とばぁちゃまが
仲違いされてはたまらないと
じぃちゃまは綴っていますが
一度は仲違いしましたヨ 笑！
それから
ばぁちゃまは アプリを一目で気に入ったと
書かれていますが
いやいやいや... 実際には一目とはいかず
いろいろございましたヨ 笑！
そんな ばぁちゃまですが
アプリのう〇ちおしっこの
お世話をすることで
（当初は本当に渋々だったと思いますが）
まるで孫のオムツを
自分が替えてやった気分にでもなったのでしょう
アプリとばぁちゃま
本当に相思相愛の仲になってゆきました
アプリとばぁちゃまの あんなこんなエピソードは
また機会がありましたら...
じぃちゃま...
アプリが逝ってから2ヵ月後
まるでアプリを見習うかのような
あっという間の旅立ち...
立派な最期であったと
娘のわたしは思っています...
きっと、きっと
ふたりは再会を果たして
この記事に載せた写真のごとく
プロレスごっこをしていることでしょう
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ありがとうございます... 
我が家に到着してまだ数時間
知らないおじぃちゃんにいきなり抱っこされ
この時のアプリはまさに「アセアセ (･Θ･;)！」
だったことでしょうね