2023年 秋
アプリがお空に逝き
きょうは 3回目の月命日
長野の先生のところへ
お礼のごあいさつに伺ったのは
10月の終わりのことでした
いろいろお話しさせてもらう中で
先生から聞かせてもらった
入退院時のアプリのエピソードをひとつ...
病院で大好きな先生やStaffさんに
甘える姿を2017~2019年に撮影した
選りすぐり?の写真と共に お話ししたいと思います
※うれしいことに写真がたくさんあり過ぎて
きょうのところは2017~2019年に限定して 未掲載の写真を集めました
違う年の写真もまた見てくださいネ
2018 summer @病院入口にて
病院なのに おめめキラッキラ☆
長野の先生に辿り着くまで
いくつかの病院の先生にお会いしてきましたが
こんなにうれしそうにするようになったのは初めてでした
2023年10月3日火曜日のこと
前日から ごはんもおやつも
ひと口も口にしなくなったアプリを
遠方である長野の先生のところに
任せるなら今しかない
今を逃したら
もうこの子を遠くまで
動かすことは出来ないという思いで
当時 あぷ母は病院へ車を走らせたのですが...
先生はその入院時のことを振り返り
「あのとき アプリは トコトコトコと
まっすぐ僕のところにやってきて
『せんせい、あたし きょう かえらないから』
って顔をしたんだよね」
「だから僕は預かろうと思ったんだよ」と...
2018 spring @診察室 ・・・先生にごあいさつして甘えるアプリ
入院当日の写真ではありません...
入退院時はとても撮る気になれませんでしたから...
そうなの
そうだったのアプリ
知らなかったよ...
そして
10月6日金曜日
退院の日
今度は 先生曰く
「いつもならさ
必ず僕にあいさつしていくアプリが
『あたし かえって
やらなきゃならないことがあるから
しつれいします』
って顔して とっとと帰ったんだよね」と...
これは あぷ母も覚えています
先生のおっしゃる通り
これまでなら 診察のあと
必ず先生に甘えて あいさつしていた子が
この日はそれをせず さっさと帰ったんです
いつもならこうやって
必ず甘えてから帰ったのです...大好きだったもんね、先生のこと
そんなお話しを先生から伺う間に
あの子の想いを全て悟ったあぷ母は
涙が溢れてくるのを止められませんでした
あぁ...アプリ
あなたは
かぁちゃまが動揺していたのを察知して
『 せんせい あたし かぁちゃまのために
いま しぬわけに いかないの
はじめての おとまりになるけど がんばるから 』
と、先生にお願いしてくれたんだね
そして
3泊4日の入院...
大型犬の時間に換算すると
実に1ヶ月近くの入院
そんな長い時間を病院で過ごしたアプリ
2018 summer @診察台の上で
ふふふ...笑顔の中に緊張あり!(^▽^)
いつもよくがんばってた...偉かったよ
退院の日は
『せんせい ありがとう あたし もう じかんがないの
はやく おうちに かえって かぁちゃまとのやくそくを
はたさなきゃいけないの 』
って...
だから
先生に甘えることなく
さっさと帰ったんだね
なんて...
なんて 思いやりのある
母親思いの子...
その ”かぁちゃまとのやくそく” とは...
あの子がまだまだ若くて
元気だった頃から
あぷ母は 事あるごとに
「アプリ、将来 かぁちゃまに
あなたを介護する時間をちょうだいね
いきなりお空に逝くのはナシだよ
約束ね!!」
と、そう言い聞かせてきたのです
だから...
だから...
あの子はその時間をつくるために
あぷ母との約束を果たすために
はじめての入院を先生にお願いし
退院後、10日間ものあいだ
がんばってくれたんだと思います
それを
はっきりと感じたあぷ母は
アプリの想いを
無駄にしてはいけない
あの子が
あぷ母のことを想って
がんばってくれたこと
見せていってくれたこと
それらを これからの自身や
家族に活かさなければ
いつか、いつの日か
あの子と再会するとき
顔向けできない...
そんな思いで
この3ヵ月を過ごしています
だから
笑顔でごはんも
モリモリ食べています
そして
そんなエピソードを
聞かせてくださった先生に感謝
そんな気遣いをして逝った
愛してやまない我が娘
アプリルに感謝しかないのです...
2017 summer
診察台の上では緊張 緊張の連続でしたが
診察が終わって待合室に戻れば この通り
Staffさんに図々しいお願い
2019 summer
待合室では ごろりんこリラックス
ほんとうに先生のところ以外の病院で
こんなことはありませんでした
アプリ
かぁちゃま
あなたが居なくなっても
いっしょうけんめい生きてるよ!
いつか...
いつか あなたに再会したとき
胸を張って 「がんばったんだよ!」
って言えるようにね
ん...
まだまだ無性に逢いたくなって
負けそうになることも多いけれど
がんばるっ
2019 summer @待合室
先生とStaffさんと...仲間に入れてもらってうれしそうなアプリ
2018 summer Staffさんと笑顔でニッコリ
「基本」若くて声の優しいおねえさんが大好き
だから...先生は本当に特別な存在だったのね!笑
そして...
あぷ母が
先生とアプリを撮影してきた中で
ピカイチ好きな写真
2019 spring @病院待合室...大好きな先生を見上げて。
診察が終わって待合室で
先生は 先生を待っているアプリのために
いつも出てきてくださった...
あの子が先生を心から信頼していたのがよくわかる一枚です...
先生、Staffの〇〇さん
最期まで アプリを全力で診てくださって
本当に感謝申し上げます...
投稿後記
あの子がお空に旅立った際
お花を贈ってくれただけでなく
その後も話しを聞いてくれたり励ましてくれたり
アプリのメモリアルグッズを作ってくれたり
あぷ母への気遣いの品を送ってくれたりと
お友だち達にも感謝しかありません...
そのお友だち達の想いは
今もあぷ母の大きな支えとなっています
改めて ありがとう
それにしても...ふぅ
この記事も書こうとする度に
懐かしく にっこり写真を眺める気持ちを
涙が上回ってしまって
書き上げるまでに何週間かかったんだろう...
それでもいいんですよね
あの子のことを想って流す涙は...いいんだ
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アプリぃ、先生がさぁ
先生と とぉちゃま・かぁちゃまは
また縁がある事になると思うよって...
それって、それって...?!
早く生まれ変わって もう一度我が家の子になってね(^▽^)
ポチッとしてくださる事に心から感謝申し上げますm(_ _)m