デーリー東北の一面にA.P.B-Tokyo「毛皮のマリー」の写真が掲載されました!





『没後30年 寺山ワールド色あせず』


劇団☆A・P・B-Tokyo

幻想的な色彩で観客を圧倒した「毛皮のマリー」=22日、三沢市の星野リゾート青森屋



「寺山修司演劇祭 2013」が22日、三沢市の星野リゾート青森屋で開かれ、初期の戯曲や野外音楽劇などが上演された。
幻想的な舞台と独特の世界観で、青森県内外から訪れた大勢のファンを圧倒した。

さまざまなジャンルで名をはせた奇才・寺山の没後30年を記念する企画で、市寺山修司記念館などでつくる地域活性化委員会の主催。
寺山が少年期を過ごした同市での上演は初めてという。

東京と札幌市で寺山作品を取り上げている劇団と、青森大の学生が出演。
野外ステージでのフィナーレでは、夕闇の中、出演者全員が次々に登場し、熱演を繰り広げた。

小中学校時代、寺山と同級生だった同市の野々宮トク子さん(78)は「半ズボンにブレザーとハイカラな転校生だった。20年ぶりの観劇で、内面の葛藤の表現が素晴らしかった」と懐かしそうに話した。(長谷川開丈)



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