あーあーあーあーあーあーあーあー | 03零六

03零六

・ゼロスリーレイロク・

プリズムオワタ





なんかもう駄目だ。



気付いてたんだよ。

でも見ないふりしてたんだ。

ごめんね。




でも言い訳っつか、言いたい事っていうか、愚痴ね。



高校の時に文学部の先輩から

「人数足りないから演劇部入って」

と頼まれてはいったのさ。

練習でるのが嫌で嫌で。結局サボってたし。最初。

自分にやりたいものなんて無くてさ。

気付いたら照明補佐で、劇はもう始まってた。

ボロボロの劇。

反省会で部長に泣かれた。「なんで最初から参加してくれなかったの?」って。

そっから本気になったよ。

照明も演出も楽しかったし。


大学入って、楽なサークル行きたいなぁとか思ってて。

単純に「経験したことあるし、大丈夫じゃね?」って演劇サークル入って。

本当は宣伝美術やりたかったんだ。

見学の時からずっとね。

でも夏公演で「照明やってね。本決めじゃないから。」っていわれて照明やった。

なんの役にも立たなかったけど。

それは自分で決めたことだし、なんとなく「この先も照明に決定だな」ってわかってた。

自分の決めたことだし、楽しみ方も見つけて。今はそれなりにプライドだってある。


うちの相方だって役者志望だったんだもん。

それを知ってて引き止めてる。

どうなのよ。

でも彼を役者として使いたいっていう人が沢山居て。

その時は彼が望む時は私だって頑張るさ。

なんでかなぁ、そういうこと分かってくれないのかな。


はっきしいう。

「最後だから」

ってのは本当に最後じゃないんだぜ。

なぁ、おい。


役者やって、熱意があれば、何か動くときもあるんだよ。

皆どうして今しか見ないのよ。

自分しか見ないのよ。


あぁ、もう嫌だ嫌だ。


そんな勇気くそくらえ。

そうやって相談もなしに消えるなんて正気の沙汰じゃないよ。

ちなみに今の私も正気じゃない。


自分の都合のいいようにしか他人の意見が聞けなくて、それでなんだって?え?

何も言わないでさ。

そうやって内輪でなっとくしてさ。


最後は自分で決めることで、それを尊重するのが大人なら、私はガキのまんまだだをこねる。

なんだよなんだよ。

一人消えて二人消えて。

私はまだ一人目だって納得してないんだから。

そこにこれか。




もう、駄目だ。