前回の続き・・・・
しばらく病院のカフェでぼーーっとして、
そこから、ぼーーーっとしながら電車に乗り、
駅から歩き家に帰った。
相変わらず名古屋の夏は暑くって、フィンを心配しながら。
フィンの将来のことを考えては涙が出て、
普段過去をあまり後悔しないたちの私だけれど、
早産にさえならなければフィンは健常児だったかもしれないのに。
そもそも、40過ぎてたんだから助産院じゃなくって病院で産むことにしていたら、とか、
陣痛が来た時点で助産院でなく(かかりつけのクリニックは夏休みだった)病院に行ってすぐ点滴を打ってもらっていたら、とか、
私が結局、うまく人に頼れないたちだったから、夫の単身赴任が始まって心身ともにかなりきつかったのに、うまくヘルプを周りにお願いできなかったから早産になっちゃったんだ、とか、
フィンの妊娠はJJのそれとは違ってかなりカラダがきつかったのに、無理したからだ、とか。
それはもう、いろんな後悔や、自分を責める気持ちやらでいっぱいだった。
数日前に、JJがスーパーで6歳くらいのお兄ちゃんと2歳くらいの妹がキャッキャ言いながら追いかけっこしてるのをみて、ニコニコしていて。
どうしたの?って聞いたら、
「JJもフィン君が2歳くらいになって、歩けるようになったら、あれしたいな~」って。
そのことも思い出したら、泣けてきた。
でもこの日は、自分がどれだけ恵まれていて、愛を色んな人からもらっているかってことを感じる日でもあった。
幼稚園の夏季保育があったけれど、暑すぎるからと、一人のお友達のおうちにみんなでおじゃまして、お弁当を食べ、子供たちを遊ばせてもらうことになっていた。
私が遅れて到着すると、JJはみんなからおにぎりなんかをもらって食べて、みんなと遊んでいて。
しばらくしてから、私は今日ドクターから言われたこと、今の気持ち、すべてを吐き出して、泣いて、泣きまくって。
みんなは、私の話をただただ聴いてくれて、気持ちを受け止めてくれて。ぽつぽつ、みんなも色々な話をしてくれて。
この時間があったことで、私の気持ちはかなり落ち着いてきて。
病院から帰ってきて、JJとフィンと3人でいたら、もうどうにもこうにもならなかったと思う。
みんなあったかくて、優しくて、名古屋に来て以来、どれだけこの人たちに支えられてるか。
今の私は、人の役にたったり、助けたりする余裕が無く、常に周りから助けてもらってるなぁ。
結局、人に頼ることが苦手だった私は、もはや人にかなり沢山頼らないと、生きていけない、そんな状況になっていた。
こうやって、きっと子供たちは、母が今世で学ぶべきことに向き合わないでいると、いい加減にせえと、直面させてくれてるのかもしれない。
続く…