続きです
その後、オーストラリアへのワーホリ一年。普通なら、語学学校&ホームステイ後はシェアハウス&バイトが当時の一般的な流れ。
私は、エージェントに文化も学べるからと、オーペアという、住み込みお手伝いさんのようなことを勧めてもらい、計7ヶ月やりました。(オーペアは、語学も学べるので欧米ではよくあるシステムで、私は、お給料も頂いてました!)
最初の一ヶ月は、牧師さん宅。
残りはケアンズから1時間くらいのマリーバという町に広大なマンゴー農園とマンゴーワイナリーを持つ家庭敷地内と近所には、娘さんと二人の息子さん、計10人のお孫さんたち。
パパとママは、イタリアから子供時代に移民をしてきた60才くらいのご夫婦。
さすが、イタリア系!パパは、陽気で楽しい人だけど、厳しく、怒ると怖かった~。
ママは、お料理が上手でイタリアン、たくさん教わりました。優しい人だった~。
私は、料理や掃除、農園で働く人のおやつ作りを一日二回。
ピッキングのシーズンは、なんと朝の6時くらいから100人分のサンドイッチ作ってました
ランチには、必ずチコリーのサラダを付けるんだけど、庭の畑から取ってすぐ作るから美味しかったな
夕方は、たまにパパがバギー(四輪バイク?)に乗せてくれ、三匹のシェパードの散歩しながら、パパイヤや、パッションフルーツ、レモンなどをもいだりして、私がまさに子供の頃憧れた生活
しかし、シーズンは10才以上の孫たちや、大人たち総出で働くもんだから、5才3人、7才1人のお孫さんのお世話が普段の仕事に追加になり、その代わりに、15際のお孫さんとバディになり、一緒に仕事をしました。しかし、つくずく自分の子供への接し方が下手でウンザリしました(笑)
一番目可愛くて生意気な3才のガキンチョに、「千佳子は大人?じゃ、なんで英語が下手なの?」と言われ、むかっとくる私今、思えばかわいいのに、私も子供でした
沢山の経験に感謝キャンプや、家族でのクリスマスにイースター、大自然、手作りの野菜や果物、牛の解体、イタリア料理での日々のクッキング
そうそう、よくパパにはイタズラされました。私はいつも、ペットボトルに水をくみ冷蔵庫で冷やして飲んでたの。ある日、シャワーから出てきてリビングのパパとママの居る場所に戻り、水を飲んだら、なんと……かなり高濃度のウォッカにすり替えられてました(汗)
この陽気なパパに怒鳴られた記憶でよく覚えているのが、お客さんが来てみんなで食事をしていた時の出来事。
目の前のパスタか何かを自分のお皿にとった後、向かいに座っていたお客さんに、
Would you like some?
と、手が届かないから、気を利かせたつもりでいったら、後でパパからカミナリが落ちました
それは、ホスト役のパパがやることだからだそう。文化の違い?常識?(笑)を学んだ一件でした
そんなこんな、ワーホリの規定もあるので、6ヶ月の勤務を終えた後、町に(ケアンズ)出ました~。
続く
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