虹と雪のバラード / トワ・エ・モア
山本由伸 名言アニメ
メジャー ワールドシリーズ(WS)が終わった
最終第7戦が終わって何日経ったのだろう
ドジャースはブルージェイズを下し優勝した
Back to Back 2連覇を果たした
あの日からもう何日経っているんだろう 今日は11月の19日
未だあの感動が忘れられない 心の奥であの胸が震えるようなWSが
今もくすぶっている
思い起こせばあのアテネ五輪での体操男子団体金メダル奪取以来だと思う
トリは富田の鉄棒の演技だった 完璧な演技で着地もピタリと決めた
実況アナウンサーの栄光の架橋だという言葉と同時に富田は完璧な着地を見せた
割れんばかりの歓喜の歓声 やった!勝った!
そして僅差の戦いを制し金メダルを決めた あの時僕は泣いた
その前は札幌五輪での日の丸飛行隊 スキージャンプでの金銀銅の日の丸掲揚だ
テレビ画面に映し出された3本の日の丸は圧巻だった
1972年ひねた反抗期盛りの中学生だったが隠れて感動していた
話を戻すWS
特筆すべきものは随所に垣間見れたというほど、至る所にあった
特筆なんてものは普通1個か多くても2個だ
しかし今回のシリーズでは名場面が多すぎた
僕は静かな人間の方だ ごく普通の 物事にもそんなに熱狂しない方だ
ロハスが9回最終回に値千金の同点ホームランを放つ
ロハスは絶体絶命の9回裏満塁の守備で本塁で走者を間一髪刺している
そしてスミスが11回勝ち越しのホームランを放つ その差は1点
だが
熱狂した
第1戦から第7戦まで 全ての試合を観た 特に第6戦と第7戦は必死に観ていた
手に汗を握りながら 昔の人はうまいことを言った
テレビで観戦する僕の体は力が入りすぎてこわばり、あちこちが痛くなるほどだった
よく取ったパヘス! その大飛球をマウンド横でしゃがんで見守る山本
大谷君だけではなかった山本由伸という投手の存在がこのポストシーズンから始まる
WSを特別なものにした
彼は入団以来、大谷君の陰に隠れてそんなに目立つ存在ではなかった
実績のないメジャーでの契約金の高さだけが悪目立ちしていた
彼にそんな高額な契約金の値打ちがあるのかと、懐疑的な目があった
冷静に投げ込むヤマモーロ
それらを彼は実績で払拭した
強く心打たれたのは、彼の静けさの中にある燃え盛るような闘志だった
弱い犬ほどよく吠える 人生60数年世の中見てきて
ホントに昔の人の言う事は正しいなと思わざるを得ない
彼は吠えない 吠えるのは最後の勝利の時だけ 喜びの雄叫びだ
皆と勝利を分かち合う
言葉より行動 言葉はなんだって言える しかし言葉で言うほど、
行動で示すことは本当に難しい
「僕が行きます!」どんなに疲れていたって不利な状況だって関係ない
チームの為に全力を尽くす
そんな彼を見ていて心が震えた 作られたものではない本物を感じた
中0日での9回からの登板 昨日も6回96球を投げていた
そんな状態で彼は投げた しかもあのプレッシャーMAXの状況でだ
そして10回 最後の11回 一瞬たりとも気が抜けない
そんな緊張感溢れる球場 観るもの全てが真剣だ 守備を固めるチームメイト
監督コーチ ダッグアウトの面々 身を乗り出して戦況を見つめていた
相手側ブルージェイズも同じだ
スタジアムの観客 敵側も味方も 固唾を呑む そんな修羅場だった
そしてヤマモーロは制した
あの日から まだ感動が消えない
「負けるわけにはいかないので」と山本は言った
それを 「負けるという選択肢はない」と少し強めに通訳の園田氏は英訳してこう言った
Losing isn't an option
これがウケた ((´∀`))
おめでとう山本由伸選手!
おめでとうドジャース!
2025年MLBワールドシリーズ 勝者も敗者もない 感動をありがとう!
































